出版社内容情報
そのかわいらしさで有名なタテゴトアザラシの赤ちゃんが、わずか2週間ほどで親に置いてけぼりにされてしまうことをご存じですか? とてもかわいい動物の赤ちゃん。いったいどんなふうに生まれて、どんなふうに育って、きびしい大自然の中を生きのびていくのでしょう? 赤ちゃんと親との関係は、種によっていろいろです。何年も親といっしょにくらす赤ちゃんもいれば、生まれたらすぐ逃げ出さないと、親に食べられてしまうかもしれない赤ちゃんもいます。生まれて数時間で立って走り出す赤ちゃんもいれば、とても未熟な状態で生まれ、お母さんのお腹のふくろで大きくなる赤ちゃんも。そんな赤ちゃんたちが無事生まれ、生きのびるための不思議な工夫の数かずを、ベストな瞬間をとらえたすてきな写真とともに紹介します。ほ乳類から無せきつい動物まで、大自然を生きる赤ちゃんたちの魅力がたっぷりつまった動物図鑑です。
目次
ほ乳類
鳥類
は虫類
両生類
魚類
無せきつい動物
著者等紹介
小宮輝之[コミヤテルユキ]
1947年東京都生まれ。1972年に多摩動物公園に就職、2004年から2011年まで上野動物園園長を務める。2022年から日本鳥類保護連盟会長。現在は著作活動、図鑑や動物番組の監修、大学、専門学校の講師などを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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