内容説明
1981年より現在まで活動を続ける日本のパンクロック・レジェンド、ラフィンノーズのチャーミー。彼が2014年~2016年、同時代に韓国で活動をするインディミュージック・アーティストたちに衝撃を受け、自ら率先し、プロデュースしたコンピレーションCD『大韓不法集会』を発表。そこに至るまでの“旅”、まだ日本では知られぬ韓国のアーティストたちのディスク、魅力について語る。さらに、これまであまり語られることのなかった彼の“other side”、そして沈黙の時期なども本書で明らかになった。
目次
第1章 韓国に呼ばれてる
第2章 同時代・大韓インディのトラップ
第3章 大韓不法集会へ
第4章 八つのヴィヴィッド
第5章 知られざるミュータント
第6章 上澄み
著者等紹介
チャーミー[チャーミー]
ラフィンノーズ・ヴォーカル。1961年、宮城県気仙沼出身。1980年、アンバランス・レコーズより“YOU”名義で初のレコードをリリース。その後、1981年12月、ラフィンノーズを大阪で結成。インディーズ・ムーブメントの火付け役となった後、VAPよりメジャーデビュー。その存在は社会現象とも言えた。1991年に一度解散するも1995年に復活し現在も現役。常に最前線に立ち続けている日本を代表するパンクロッカー
恒遠聖文[ツネトオキヨフミ]
1973年、福岡県出身。1998年より音楽雑誌を中心に執筆活動開始。雑誌の他、幅広いジャンルのライナーノーツでも執筆(代表的な仕事はマイケル・ジャクソン『スリラー』)。2014年よりチャーミーが立ち上げたtransceiver recordsの片腕として動き始める。またグラムロックバンドのヴォーカルも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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