内容説明
“血の福音書”が明かした、たった一段落分の文章―聖戦を避けるために“最初の天使”を見つけねばならないという試練を終えた預言の三人だが、彼らの仕事はそこで終わったわけではなかった。なんと、新たなるページが刻まれたのだ。それも、最後の使命を指示する言葉が。“血の福音書”は、ルシファーを永遠の闇に葬るよう預言の三人に告げた。彼らが使命をまっとうできなければ、人間の世は終わりを迎えてしまうだろう。ルシファーが地獄から出てくる前に、彼らは失われた聖杯をそろえなければならず―。“血の騎士団”シリーズ・第三弾!スピンオフ作品『ブラッド・ブラザーズ』収録!
著者等紹介
ロリンズ,ジェームズ[ロリンズ,ジェームズ] [Rollins,James]
ニューヨークタイムズのベストセラー作家
キャントレル,レベッカ[キャントレル,レベッカ] [Cantrell,Rebecca]
数々の賞にノミネートされる
小川みゆき[オガワミユキ]
フィクション、実用書など、幅広く翻訳・編集業務に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
126
確かに皆さんが書いているようになぜスピンオフ作品を冒頭にもってくる意味があったのかという気がしました。このような本は(連続もので話が比較的続いているもの)早めにすべてを読まないと忘れてしまいます。三人の悪魔退治の人物たちがどのように彼をやっつけるのかが唯一の楽しみで読んでいます。最近映画で見たXmenとダブってきてしまいます。2016/08/16
ハッチ
15
★★★★☆「血の騎士団」シリーズ第3弾。久しぶりに読んで、ほぼ本編のストーリーを忘れている。サンギニストとストリゴイという吸血鬼の戦いと聖書のまつわる物語り。Σフォースシリーズの方が好きかな。下巻に期待。2017/05/29
Richard Thornburg
11
感想:★★★★ シリーズ第3弾! 読み始めて❔❔❔となりますが(笑)58ページまではスピンオフでした~ …と、のっけから変わった構成でスタートです。 血の福音書に刻まれた新たなページ。 遂に来た、ヨハネの黙示録の真骨頂。 『思慮のある者は獣の数字を解くがよい。その数字とは人間をさすものである。そして、その数字は666である』 でも、オーメンみたいにダミアンという媒体を介してではなく御大復活の危機… ルシファーを永遠の闇に葬り去るようにと告げられた予言の三人ですが、御大相手には無力かも。2016/10/30
中島直人
7
あまりにスケールが大きすぎて、クラクラしてきた…いよいよ完結の第6巻へ。2018/10/21
takehiro
6
史実では血の伯爵夫人と呼ばれたバートリだけど、本シリーズでは話しが進むにつれて徐々に良い女性になっている、ような気がする。2019/07/22