内容説明
兄が雇った護衛のリアムとノアがローレンの住む町に来たことで、彼女の平穏な日々は終わりを告げた。ついに、逃げてきた過去と対決しなくてはならないときがきたのだ。リアムとノアは信頼できて、暴力的なかつての恋人のジョエルとはまったく違う。ローレンを支配しようとしないふたりの存在に、いつしか彼女は惹かれていた。そして、ふたりもローレンに惹かれているという。そんな彼らは、ローレンを守るために二十四時間張りつくことになり…。表題作のほか、コルター家の物語の完結編『家族の愛につつまれて』も収録。
著者等紹介
バンクス，マヤ［バンクス，マヤ］ ［Ｂａｎｋｓ，Ｍａｙａ］
ニューヨークタイムズのベストセラー作家。テキサスに住む
大原葵［オオハラアオイ］
文芸翻訳者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
10
コルター家シリーズ完結編。前半、‘永遠の愛につつまれて’上巻からの続き。 後半、‘家族の愛につつまれて’ 別に二部構成にしなくてもいいのでは… と思いながら読んでた。内容はどちらも愛情たっぷりで、羨ましくなった(☆▽☆)2021/08/22
ちゃろ
6
⭐️⭐️⭐️⭐️ヒロインがノアとリアムに愛されて少しづつ自分を取り戻してきたのにまた悲劇が。でもヒロインも愛する人を守るために立ち上がって敵に向かっていく。家族が支え合って、理解して受け入れるっていうコルター家の雰囲気がいい。やっぱり、ホリーは凄い。女性を大事にしてくれる男性達に囲まれて暮らす夢のような設定ですが、こんな男性達に出会えたら素敵。最終巻にふさわしいものでした。2015/09/09
kokorika
3
元恋人の犯罪を明らかにしようとするローレン。ノアやリアム、コルター家の助けを借りようとするが、ノアとリアムを守る為とらわれてしまう。助け出されても、心を閉ざしているローレンを温かく見守るノア、リアム、コルター家の人々が良かった。後半はリリーの出産のお話で、山の自宅での出産に不安を感じる三兄弟、それを助ける親三兄弟の様子よくわかり、皆に見守られた出産が感動的。人とは異なる夫婦関係のコルター家のお話は、はじめはあり得ない設定と思いつつ読み始めたが、夫婦愛、家族愛に愛に溢れる良い作品だった。2021/11/06
romance_holic
2
「罪深き愛につつまれて」はロマンス作品としてはかなりショッキング。なんで複数とか、愛じゃないんじゃないかとか、差別じゃないかとか、想像するに作者にも作品の反響がたくさんあって、それに返答するようにいろいろ考えて生まれた作品なのかなぁと思いました。 イロイロなタイプの男性に一度に好きだと言われて、愛されつくされたいという密かな女心を満たしてくれる作品♪ （超・変則的でも）家族の絆、男女の愛の絆が力強いテーマなので、私自身はマヤ・バンクス版ホットファンタジーと考え、かなり楽しめたシリーズ。名残惜しい（爆）。2015/08/19
mum
0
コルター家完結編!とは言っても、マックスの妹のローレンとリアムそしてノア!ローレンのボディーガードとして雇われ、恋に落ちる？プロとしての仕事よりも、下半身優先の2人。此方は、2人の夫と結婚？こんな結婚生活が、幸せかどうか？2016/05/26
