内容説明
かつての恋人に虐待されていたローレンは、兄が暮らす町で隠れるように暮らしている。兄の妻のキャリーの家族は、ひとりの妻に複数の夫を持つという一般的とはいえない生活を送っているけれども、ローレンを温かく迎え入れてくれた優しい人々だ。前に住んでいたニューヨークとは似ても似つかない静かなこの町をいまでは故郷のように感じ、以前の生活には二度と戻りたくはないと思っていたローレンだが、過去は彼女を見逃してくれず―。表題作のほか、コルター家の人々のその後を描いた『クリスマスに愛を』も掲載!
著者等紹介
バンクス,マヤ[バンクス,マヤ] [Banks,Maya]
ニューヨークタイムズのベストセラー作家。テキサスに住む
大原葵[オオハラアオイ]
文芸翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
12
前半、‘クリスマスに愛を’ はコルター家①②③のそれぞれの家族のその後。ほっこりしてみたり、涙が出て来たり、読了後はとっても幸せな気持ちになれた。後半、‘永遠の愛につつまれて’ は、男性二人女性一人のロマンス。お馴染みのパターン(≧▽≦) 事件もありの、そして下巻へ(•ө•)♡2021/08/18
うにすけ
7
設定をうっすら忘れてたけど思い出しつつ読了。(ホリー達の話はインパクトが大きすぎて覚えてたんですけど、笑)。その後が読めたのはうれしいですね。ホリーの料理の反応にはニヤニヤしてしまいました(通勤電車で読んだら駄目だわ)。ヒロイン達のほうが目立っているかな。そして、マックスの妹さんのお話のヒーローは誰だろうと思ったら、無いだろうなと思った屈強な護衛さん達でびっくりした…(マッチョすぎないかしらと思ったけど、アメリカだからアリなのか~)2015/09/18
ちゃろ
6
⭐️⭐️⭐️⭐️書店で見て即買い。コルター家シリーズ最終巻にふさわしい全員揃った愛情溢れるお話がいくつか。確かにリリーのその後も気になってたよォ。ホットシーンは少なめですが、心に傷を負ったヒロインが複数の素敵な男性から愛情を一身に受けて守られて慈しまれるという羨ましい限りです、ホント。メインストーリーのヒロインはマックスの妹、ローレン。下巻に続くけど、やっぱり周りには素敵な複数の男性が。でも、ローレンの身に起こった出来事は酷い。2015/09/09
kokorika
4
前半はリリーとセス、マイケル、ディロンのその後のお話。最初の子供を亡くして次の妊娠を恐れていたリリーが三兄弟や家族に支えられ乗り越えていく。家族愛溢れる作品でよかった。後半はローレンとリアム、ノアのお話。男性からの虐待に傷つき、逃げ出したローレンだが、護衛の二人と惹かれ合う。ローレンの抱えてはいる秘密が下巻で明らかになり、どうお話が展開するのか楽しみです。2021/11/06
くまた
1
読めない事はないけど、あまりに合わなかったので180ページで終了。中々読み進める気にならず時間がかかった。登場人物達に「最高ね」「なんて優しいの」「素晴らしいわ」とやたらと互いを褒めさせているけど共感できないし、私から見て微妙な印象の人達が自分達を美辞麗句で飾り立てている文章も読んでいてきつい。正直コルター家の人々も共依存のドラマクイーン達としか感じなかった。どうやらこの作家さんの現代物は合わない様だ。ロマンス?も何となくMっ気の強い人向きな気がする。アメリカの作家さん。2018/01/26
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