内容説明
俺の名前はドリュー。仕事はできるし女にモテる。俺が落とせない女はいないと思っていたのに、なぜかクラブで出会った極上の美女だけは俺を袖にした。その女―キャサリンは、なんと俺のいる会社の新入社員だったのだ。絶対に…なにがあっても…女を抱かないと誓った職場に狙った相手が現れるとは、まったくついてない。一夜かぎりの関係をつづけてきた俺にとっては、どんなに強く彼女を欲しても職場恋愛はできない。修羅場になるのはごめんだからだ。でも、俺の体はそんな気持ちを裏切って―。男の本音が満載の異色ロマンス！
著者等紹介
チェイス，エマ［チェイス，エマ］ ［Ｃｈａｓｅ，Ｅｍｍａ］
ニュージャージー州の小さな町に暮らす。「Ｔａｎｇｌｅｄ」でデビュー
出水純［デミズジュン］
子育てが一段落したのを機に、学生時代からの２０年来の夢だった翻訳家への道を歩み出す（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
菫子
28
(原題 Tangled 1)「男の本性」を教えちゃいます！という内容のラブコメ。ロマンス小説でここまで笑えたのは初めてです。一般的にロマンス小説に求められる「しっとり・うっとり・きらきら・切なさ・萌え」などは無くて、ヒーローはおバカで読み手としては呆れっぱなしでしたが、それでも大大大満足できたのはリズミカルでコミカル（爆笑必至）でウィットに富む文章（名文多し）と男心のリアリティと素敵なラブシーンが詰まっていたから。絡み合いすぎてほどけなくなった糸のようにもつれた関係からの怒濤のラストでは→2018/01/19
リル☪︎*｡꙳
27
★★★★これ笑えるわw私が題名つけるなら「恋のインフルエンザ(仮)」今まで読んだことがない新しい感覚。ﾋｰﾛｰ目線で書かれてて、ﾋｰﾛｰが語りかけてきたり、疑問を投げかけてきたり、初めの方は吹いた( ´,_ゝ`)ﾌﾟｯ映画みたいな感じだね✧‧˚ﾋｰﾛｰとﾋﾛｲﾝは似たもの同士だと判明。ﾋｰﾛｰの弱さ、人を愛する勇気、インフルエンザ後からはﾋｰﾛｰを応援してた私( ᐛ )カスなんだけどほっとけないﾋｰﾛｰでした♡( *´艸｀)ｸｽｸｽ2018/05/04
ち～
27
男性側の一人称のみで語られる珍しいパターン。でも読んでると納得！ドリューの俺様ぶりはホント半端なかった！見た目ヨシ、仕事はデキル。同じ女とは二度目は無い、朝まで添い寝はしないがモットー。でもモテまくる。こんなキャラクターの魅力（？）を描ききるには女性目線では描ききれないだろうな。そんなドリューが「ただ１人」の女性・ケイトに出会ってしまった。同じプレゼンを競い合った時の低レベルの争いも、深く傷つけてしまい、汚名返上のモラハラ、パワハラ、セクハラを駆使しまくった作戦も最高！ケイトも素敵な女性でした。2017/05/20
ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
25
男性が女性読者に、話しかけるように、描かれている。若い女性なら、このヒーローにイラッとするかも。私の年齢だと、逆にこのヒーローかわいく感じる。しょうがないヤツだなぁ って感じ(笑) このヒーロー、嫌いじゃないな(^_-)2015/05/30
たまきら
21
好みが合うロマンス部門読み友さんイチオシ。はい、大うけ！笑いっぱなし。後半はこのロクデナシさんが「ごめんなさい！」「許して！」「バスに飛び込んじゃうけどいいの！？」と必死に彼女を取り戻そうとするのをゆかいな気持ちで眺められます。男子が同性の猛者にひざまずく姿を見る姿って、楽しめますねえ。脳内ではずっとU2の「Sweetest Thing」（https://www.youtube.com/watch?v=5WybiA263bw）が。 これ、ボノが奥さんの誕生日を忘れただただ謝るだけのPVですがサイコーです。2015/12/07
