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内容説明
亡き父親から継いだ生花店の経営をようやく軌道に乗せた貴昌は、30歳を目前に婚約者も得て、幸せな日々を送っていた。ところがある日突然、大口取引先からの契約打ち切りが相次ぎ、一気に経営が苦しくなる。そんな折、店の近くにホストクラブがオープンする。営業に赴いてみると、驚いたことにオーナーは、幼い頃に生き別れた弟の隼人だった。快く契約してくれた隼人は、その代わりに「兄さんにしかできないお願い」をひとつ聞いて欲しいと言い出して―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リリー
13
この作家さんの双子もの以外を初めて読みました。題名通り、兄弟もの。両親の離婚で幼い頃に生き別れになっていた弟と、お互い社会人になってから偶然に再会して…というお約束な感じで始まります。愛情の示し方を知らない弟が、兄に異常なまでに執着していきますが、禁忌感や薄暗さはあまり感じなかった。兄弟ものBLの典型例をサクッと知りたければ良い本なのかも?2015/09/07
りんご☆
12
読了2016/11/23
tanya
10
サクサク一気読み。弟の執着が強いけど、未来あるのかな?で終わってました。お兄さんのお花アレンジ才能が勿体無いと思います。2014/08/07
しば
9
ダークな終わり方でした。なぜ兄がそういう道を選んだのか、いまいち釈然としませんが、真っ当な理由を求めてはいけません。とても楽しく読みました。2014/08/04
にん
9
執着ヤンデレ弟に愛され過ぎちゃって困っちゃうお兄ちゃんのお話。最後急にころっとお兄さんが堕ちたのがよく解からないー。婚約者のその後とかが何も記されてないのもちょっと物足りない。2014/08/03
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- 別冊関学文芸(45号)