内容説明
有力な公爵のひとり娘であるポリュクセネーは、同盟国ロレンガード=ロレーヌのアルセニオ公爵との政略結婚が決まった。アルセニオの邪悪ないとこが政権転覆をもくろむ今、枯渇した財源をうるおし軍事力を強化するためにも、ロレンガード=ロレーヌには彼女の莫大な持参金が必要なのだ。貴族社会での政略結婚はよくあることだ。しかし、安全な家や慣れ親しんだ土地を離れて顔も知らない相手と結婚するなんてつらすぎる。動揺するポリュクセネーが己の運命を受け入れるべくつとめるころ、アルセニオ公爵を狙った恐ろしい陰謀が進行していて―。
著者等紹介
ジローラミ,エイドリアナ[ジローラミ,エイドリアナ] [Girolami,Adriana]
イタリアで生まれる。現在はアメリカ在住。美術学校出身で肖像画家やイラストレーターの仕事をしながら、小説家デビューを果たす
水野綾子[ミズノリョウコ]
明治学院大学卒業。ロマンス小説の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ひまわり
5
貸し出し前にさっと斜め読み。甘くないわね~2014/03/10
kazunorie
2
読んでいても何だか遠かった。御伽話を読んでいるような感じ。ま、この薄さじゃ…。ちょっと、ヒロインの設定が私好みだったので期待したけど、イマイチ。全体的にちょっと物足りない気がしました。2014/05/09
りんりん
1
まったく好みじゃなかった。後味悪いし。ヒロインしかいない。ヒーローは、どこ?いつでてくるの?え~~で終わってしまった。2014/05/07
romance_holic
0
ロマンスを期待して読むと、がっかりすると思います。というのも、はっきりしたヒーローがいなくて、ときめきがなかったから。大河小説のプロローグ的な位置づけというようなかんじで、これ1冊では物足りない。2014/05/26
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