内容説明
ジェイミーは目をしばたたいた。さっきまで自分がいたのは、うだるように暑い倉庫のなかだった。そこでアンティークの運搬を手伝っていたのだ。それなのに、いま自分を取り巻くのは重厚な雰囲気を醸しだす部屋なのだから驚きだ―。なぜか二十一世紀の倉庫から十九世紀のイギリスの伯爵宅にタイムスリップしてしまったジェイミーは、伯爵の花嫁になるべく「伯爵夫人入門レッスン」を受けさせられるハメになる。シャワーもパソコンもない十九世紀から帰りたいと思っているうちに、伯爵のことが気になりはじめるが…。
著者等紹介
椎名美由希[シイナミユキ]
北海道札幌市出身。英語講師を経て出版翻訳に携わる。現在、ロマンス小説の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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choco
10
割と早めに「はあ?」となってしまいダダ読み。ごめんなさい。いくらなんでも「箪笥からきた」っていうマジ怪しすぎる娘に伯爵は惚れないだろう。別にこの子呼ばなくても他に見合う子は世にごまんといるって!結末は気になったのでちゃんと読みましたら…思わず壁投げ。2018/08/16
EDAMAME
5
ファンタジーッぽいロマンスは好物だが、このヒロインの性格に全く共感できずに撃沈…。せっかくの良い感じの物語なのに、ヒロインが常に気分の浮き沈みが激しく考えがころころ変わるのでいらいらする。言葉遣いが悪いとなってるがどちらかといえば暴言。全くどこにヒーローが引かれたのか皆目さっぱり分からな~い!と思って読んでるうちに終了。残念2014/03/10
ひまわり
5
魔法が絡むタイムスリップもの。あれだね、「ニューヨークの恋人」の逆バージョン? 伯爵は結局現代で暮らすの?あの時代の貴族が爵位を捨てられるのかな。その辺含めて続編読めってことか・・・2014/03/07
ゆづこ
3
タイムスリップものはつい買ってしまうのだけど、これはヒロインがネトゲオタで、現代の固有名詞も出す感じが新しいのかな。オタク要素が過去で役立つエピなどを期待したけどそれより音楽の才のほうが活きてた。学習能力が無く、気が強いというよりは考えなしで幼稚なヒロインの性格が好きになれず読み返すことはないかな。夏に出る続編はとりあえず読むけど。2014/02/22
ユキタ
2
あんまり面白くなかった2024/02/17