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内容説明
ピアニストの響也は、その端麗な容姿から貴公子と呼ばれている。しかし、響也自身は華やかな活躍振りとは裏腹に、大量に舞い込むアイドル的な仕事と薄気味の悪いファンに辟易していた。響也を見かね、友人が執事を雇ってはどうかと勧めてくれる。紹介されたのはダークスーツに逞しい躰を包んだ響也好みのいい男。払拭される憂い、浮き立つ心…。だが執事には秘密があるらしい。おまけにぞっとするような事件が起きて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とも*
27
主従モノで敬語攻めなのが楽しめたかな。 響也は最初から黒瀬の事を好みと言ってたし響也視点だったので気持ちが傾くのは分かったんだけれど黒瀬が惹かれたのがイマイチ分かり難かったかも。 あとマフィアが絡む割に温かったので後半あの指はDNA鑑定したら違ったとか実は兄は死んでなかったとかどんでん返しがあるのかと深読みしてしまった。 都合悪い所(?)はある意味正体不明な惺が都合よく片付けるのも腑に落ちず… →続く2013/08/03
このん
26
(2013年8月4日 3354)響也はイケメン天才ピアニスト。ストーカーに付きまとわれているので、友達の惺に紹介されたのが、屈強な黒瀬。執事として響也のお世話をする黒瀬は響也の好みだった。響也の身辺や黒瀬の兄にまつわる事件を惺のお陰で解決できたりと、まあまあ、楽しめたかな…。執事もなかなか良いですな。そして、黒瀬の敬語が良かった。惺が何者なのか気になる。。ストーリーの中の言葉使いは乱暴な言葉使いより敬語って良いですね〜。面白かったかと言うと、まあ、普通。2013/08/04
きょん
21
敬語攻めも下剋上も好きなんだけど、もうひとつ何か欲しかったなあ。ボディガード兼執事とはいえ、そこまで強くもなく受の暴走を止められてないし、恋愛関係だけでなく言葉が足りな過ぎるのは如何なものかと。そして、マフィアがらみでもう一波乱あるかと思ったら、惺さんがあっさり片付けてるしね。むしろ正体不明な惺さんが気になるなあ。2013/08/30
de sang-froid
18
BL。美貌のゲイでピアニストの響也(左)は、容姿を売りにしたがるマネージャー・市村に良い様に使われストーカーにも悩まされていた。友人・惺が執事として黒瀬(右)を紹介してくれて。挿絵効果で執事がエレガンス~。ストーカーが今一だったし、マフィアの決着の付け方も??よく分からん。攻様が姪・羅々に冷たくされてへこんでるのが気の毒だった。2014/01/20
諏訪 聖
14
受けのピアニストっぽいところも攻めの執事っぽいところも今一つ堪能できず残念。後半はもっとテンポよく読みたかったなぁ。実は兄は生きていて黒幕だったとか、受けと黒瀬の関係に気付いて身代金要求のために誘拐するとか・・・(全然別のお話しになるけども・・・苦笑)イラストは表紙含めキレイでした。2013/07/31
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