マグノリアロマンス
となりの家の海賊

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  • サイズ 文庫判/ページ数 456p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784775520239
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

忠実で信頼に足る紳士との再婚を望んでいるアレクサンドラは、友人のすすめにより、夫として望ましい人物を載せた「夫の候補者」リストを作成することにした。隣家に裕福でハンサムな子爵が越してきたことから、彼をリストに載せるべきかどうかを考える。子爵に微笑みかけられると彼女の鼓動は跳ねあがるけど、彼は普通の紳士とどこか違うとしか思えない。くだけた服装をしているし、流行の髪形もしていない。それに、彼の使用人は恐ろしい見た目をしているのだ。知人の淑女たちとのおしゃべりで、かつて子爵が海賊だったと聞いて―。

著者等紹介

アシュリー,ジェニファー[アシュリー,ジェニファー] [Ashley,Jennifer]
ヒストリカルとコンテンポラリー両方のロマンス小説。および異なるペンネームでシリーズ物のミステリー小説を執筆している

芦原夕貴[アシハラユキ]
東京生まれ。早稲田大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ち~

31
隣家で物騒な物音を聞いたアレクサンドラ。数人の男に襲撃され、死の寸前の子爵グレイソンを助けたところ、彼が元海賊であった事から海賊狩りに拉致される事態に。グレイソンと宿敵アードモアとの因縁の過去と交わされた誓約、フランスのスパイと王家ルイの行方、そしてアレクサンドラをめぐり海賊・海賊狩り・貴族が火花を散らす。そしてラストは2人の男の船上の対決。娘を一心に愛するグレイソンや、公爵の孫で完璧な淑女であったアレクサンドラがグレイソンと出会い様々な事件に翻弄され、夫候補リストを破るまでの心の動きが良かった。2020/09/02

Michelle

10
リージェンシー期の海賊もの。この時代によくある私掠船の船長とかいうナンチャッテ海賊ではなく、割とガッツリ悪いことしてそうな海賊がヒーロー。私好みの設定。こういうのでいいんだよ!こういうので。後半、話を詰め込みすぎて複雑化。もう少しシンプルだったらなお良かった。2023/04/11

uni

3
未亡人アレクサンドラの隣の家にハンサムな子爵(元海賊)が越してきます。ある夜アレクサンドラが子爵の命を救った事から、海賊のいざこざに巻き込まれると同時にロマンスが始まります。これはジェニファー・アシュリーの初期の作品のようなのですが、多少そんな雰囲気も感じる作品ではあるものの充分楽しめました。しっかりしているようでちょっと天然ぽいヒロインがかわいらしくて好きだった。次作も楽しみ。2013/04/18

kokorika

2
お話は中盤以降意外な展開になり、面白く読了。ヒロインが淑女なのに結構酷い目にあわされるが、めげずに立ち向かう姿、ヒーローはヒロインを大切に思い、敵役と戦うところがよかった。次回のヒーローは敵役のアードモアだが、この作品のヒロインに対する態度が心証を悪くしているので、どうなるのか興味がある。 2017/12/17

blue_ash

2
序盤かなりコメディタッチなのりがあってこのまま明るくから騒ぎ的に行くのかと思いきや、どんどん話のスケールが飛躍していって(国家レベル?!?)話も複雑かつシリアスに…しかし全体に何処かコメディのりが残っていて、後半かなり残酷なシーンが出てきてもその残響に救われていた感じ。ヒロインさんのおおらかな魅力と懐の大きさがとてもジェニファーさんの作品らしい。話の飛び方に少しついていきずらい点があったけどヒーローさんも脇役さんたちもかなりキャラがたっていて魅力があったので続編が読みたい。ただヒーローの敵かつ元友2016/02/08

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