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内容説明
吉原の会所に詰める蘇芳は、ふとしたことから呉服問屋の若旦那である陣と知り合った。陣は、接待のために見世一軒を貸し切れるほど羽振りがいいにもかかわらず、自分は遊女と床入りしようともしない。それどころか、遊女よりも蘇芳と過ごすほうを好んでいるふしがある。そんな陣に「深い仲になりたい」とまで言われたけれど、からかわれているとしか思えなくて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
雫めろん
1
てっきり遊郭の話かと思ったら違いました・・・籠の鳥っていうタイトルは一体・・・ 受は遊女の足抜けを取り締まったり見張ったりする男衆という設定なのに、どういったわけか最終的には花魁のように着飾って攻に身請けされていきます(´Д`;)花魁じゃないのに遊郭内で初夜って、花魁じゃない設定にした意味がないと思うんですが・・・受の「最初から攻に惚れてた」ってセリフにも驚愕。全然気づかなかった。もう少し新鮮な設定を生かす展開だったらよかったかな。2013/04/28
野花
1
期待させるだけさせといて落とされた、みたいな感じ 遊廓っていうし、表紙で打ち掛け、帯には「身請け」とか書いてるしでどんな展開かなってわくわくしただけに、落とされた感パネェ 面白くないわけではないし、好きなひとには堪らんのかもしれないけれど、受が察し悪すぎってか鈍すぎっていうか(※個人的な感想です)つまり私の好みでなかっただけでした2012/05/31
祐@暫しお休み中
1
遊郭モノとはいえ、受けが身売りする立場ではないというところが珍しくて購入してみたものの、最後まで話に入り込めずに読了してしまった。遊女ではないので蘇芳が陣に対し鈍感だったり簡単に靡かないのはいいが、自覚なしから自覚するまで、それを受け入れるまでの流れが唐突な上に不自然で…。あと、ずっと紳士に口説いていた陣が結局が金でカタをつける形になったのもなんだかなーという感じ。そこまでの二人の意思疎通があの状況をすんなり受け入れる状態に感じられなかったのも大きい。せめてもうちょいしっかりとした結び付きが欲しかった。2012/05/29
ハル
0
5/102012/08/09
ひよこさん
0
思っていたような内容と違ったので少し肩透かし。2012/06/08
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