内容説明
子どものころから人に見えないものが見える能力を持つデスティニーは、妖精の父親の血を受け継いでいると母親から聞かされてきた。母は、この世には真実の愛があって、ふたり揃ってはじめて完全な存在になれる相手―魂の伴侶が見つかるという、まるでおとぎ話のようなことをデスティニーに話していた。しかし、父親が自分たちのもとを去った事実に、彼女は真実の愛など信じられずにいる。おとぎ話のようなハッピーエンドなんて存在しないのだ。そんな彼女の妹リーアが、なにものかに誘拐された。夢で見たコリエル・エンタープライズ社に調査を依頼したデスティニーの前に、長身で大柄、そして黒ずくめのジェスという男が現れて…。
著者等紹介
草鹿佐恵子[クサカサエコ]
京都市生まれ。大阪大学人間科学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mum0031
3
占い師のデスティニーと守護者のジェス。 妖精の子孫のデスティニーの妹が誘拐され、コリエル・エンタープライズに助けを求める。 姉デスティニーには、人に見えない物を見る能力、妹リーアには、癒やしの能力があり、その為アディ-ラ誘拐される。 頑固で可愛げが無いデスティニーが、妖精の父のアドバイスで妹リーアの元へたどり着く。 デスティニーに、力や戦うすべがあったなら、ジェスはいらない? だんだん、内容が適当になりつつ、惹きつけられる部分が減って 、読むのが惰性に!!2018/08/19
kokorika
1
主人公二人は共に過去に裏切られた経験があり、中々人を信用出来ない。それでもヒーローはヒロインを命がけで守る。ヒロインも妹を助けるため、奮闘する。二人の頑張りがとてもよかった。2019/08/15
矢田ふみえ
0
パラノーマルロマンス 第5作だった。2015/05/26
のんたん
0
なんとなく自分のお兄ちゃんのような気がしていたジェスがついに幸せになれてよかった。 デスティニーっていう名前の女性って本当にいるんだ?!長女気質がしみ込んだ彼女の行動はちょっと理解できない時もあるけど、両親がいなくなってずっと彼女が弟妹を守ってきたんだね。弟が今どうしているのか、気になるんですけどね…。2014/08/11
Mei♪
0
面白かったです。あり得ない設定だけど、すんなり頭に入りました。続きが読みたいです。2014/01/06