内容説明
結婚式の当日、花婿から「きみとは結婚できない」と言われてしまったソフィー。生まれ育った町でスキャンダルにまみれて暮らすのを案じた彼女は、親友とともにロンドンで暮らすことに決めた。収入が必要なソフィーが選んだ職業は、なんと新聞記者だ。そして皮肉なことに、結婚式を紹介するコラムの担当になった。とある取材中に気分が悪くなって教会から逃げ出したソフィーは、馬車に轢かれそうになったところを紳士に助けられる。長身でハンサム、それにとてもチャーミングな彼は、まさに運命の人!けれど、その紳士は、自分とは身分違いの公爵で、婚約者がいることも知ってしまい…。
著者等紹介
ローデイル,マヤ[ローデイル,マヤ][Rodale,Maya]
ロマンス作家。現在、数冊のリージェンシー・ヒストリカルロマンスの著書がある
草鹿佐恵子[クサカサエコ]
京都市生まれ。大阪大学人間科学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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矢田ふみえ
4
結末はみえているのになかなかすすまない、そんな感あり。2017/11/30
ネフェルティア
3
面白かったけど、二人の仲がなかなか進展しないので、スリル感は少ない、でも安心して読めた。結婚式直前に結婚を解消され傷つき、ロンドンで暮らしていたソフィーの前に現れたブランドンが温かくユーモアのある男性で、ソフィーの胸のときめきが伝わってきた。ブランドンが婚約者の経済状態や体面を考えて婚約破棄出来ずにいて、またソフィーへの想いから、どういう決断をするのか気になって読んだ。ソフィーと二人でいる時の素のブランドンは温かい人柄で素敵だった。ブランドンの母親も公爵夫人にありがちな冷たい女性でなくて良かった2011/12/04
グース
1
面白かったのですが、5段階評価なら3くらいかな。主人公2人が気持ちを抑えていてイマイチ盛り上がりに欠けるし、そもそもこの2人の魅力があまり伝わってこなかったし、ストーリーがまるで教科書を読んでいる感じもあったしで、何かが足りない感が拭えませんでした。身分の差もあって爵位にふさわしい人間になろうとするヒーローなら、ローラ・リー・ガークの『侯爵に甘いキスの作法』の方が萌え要素があったなあと思いました。2011/07/31
EDAMAME
0
面白かった。2014/08/21
nayui
0
★★☆☆☆2011/09/08