内容説明
三十八歳、そしてバツイチであるロマンス小説家のサラは、仕事と休暇を兼ねてスコットランドのコテージに滞在することにした。若いときに離婚した夫はサラの信託財産が目当てのうえ、彼女の「特殊な体質」も否定したいやな男で、それ以降は男性と深い関係になるのを避けるように生きてきた。だけど、そんなサラの生活を大きく変える出会いがスコットランドには待っていた。滞在先で、自分よりもずっと若く、ハンサムで魅力的な伯爵と出会ってしまったのだ。まるで自分の書くヒーローのように素敵な彼に、サラは惹かれていき…。
著者等紹介
草鹿佐恵子[クサカサエコ]
1960年京都市生まれ。大阪大学人間科学部卒業。システムエンジニアや教育関係の仕事を経て現在は翻訳に専念。大阪府島本町在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mum0031
2
ロマンス小説作家のサラと、妖精門の守護者イアン。 アメリカから、イギリスに休暇で訪れたサラは、妖精の子孫で感情を読み取る能力がある。 純血の妖精の息子イアンは、父の遺言で妖精門を守っている。 ソウルメイトの二人が出会い、互いの為に犠牲も厭わない。 コナーが、グダグダし過ぎて1作目の方が、好きかな?2018/08/11
くろうさぎ
1
続編だと思ってたけど、、あんまり人間関係が近くなかったような・・・。しかし、ヒロインは自分が普通でないことをやっと認めたと思っても、他にまつわることは認めるまで、時間がかかりすぎたね~~~。ちょっとイライラって感じだったな・・・。2010/07/06
nayui
0
★★☆☆☆2010/08/28
MOMO
0
続編というわりには、ケイトちゃん達が、ちぼっとしか出てこない・・?と思ったら、次作で二つがつながることが判明。それにしても、気がつきゃぁ、ラモス君にヒーローのお株を奪われちゃってるイアン君・・・あんた、少々情けないんじゃぁない?それにサラちゃんも、自分が人とは違う能力を持っていることを自覚しているくせに、他の人間が同じような能力を持っていることを認めようとしない困ったさんだったしさぁ・・・可愛いウィル君の話を信じないから、あんな目にあうのよ、このお馬鹿さん!2011/06/16
tokatari
0
続編とは知らずこちらだけ読んだ。主人公はアメリカ人なので、スコットランド訛りは歌うように聞こえるとか、英米の些細な単語の違いとかが興味深かった。日本人としては165センチ女子が「チビ」なのも気になりますが(笑)。2011/07/26