二〇世紀「英国」小説の展開

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  • サイズ 46判/ページ数 515p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784775402696
  • NDC分類 930.27
  • Cコード C3098

内容説明

20世紀の英国小説研究の新しい傾向を踏まえつつ、「文学を読む」意味を問い直す。

目次

ヘンリー・ジェイムズ『金色の盃』(一九〇四)―二〇世紀初頭の印象主義
ジョゼフ・コンラッド『シークレット・エージェント』(一九〇七)―スパイ、印象主義、パラドックス
E.M.フォースター『眺めのいい部屋』(一九〇八)―観光とメディアのモダニズム/ポストモダニズム
D.H.ロレンス『息子と恋人』(一九一三)―オイディプスとアンチ・オイディプス
フォード・マドックス・フォード『善き兵士』(一九一五)―信頼できない語り手と印象主義
キャサリン・マンスフィールド「幸福」(一九一八)―心理小説におけるゴシック的不安
ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』(一九二二)―第四挿話と腎臓を食らう男
ヴァージニア・ウルフ『幕間』(一九四一)―戦争の気配
イーヴリン・ウォー『ブライズヘッドふたたび』(一九四五)―語りを動かすクィアなクローゼット
ジョージ・オーウェル『一九八四年』(一九四九)―歩くこと、階級、自由
マーガレット・ドラブル『碾臼』(一九六五)―“女性作家”による“フェミニスト小説”の解剖
ジョン・ファウルズ『フランス軍中尉の女』(一九六九)―外来種と小説
サルマン・ルシュディ『真夜中の子供たち』(一九八一)―ポストモダン/ポストコロニアルの異国性とノスタルジア
アラスター・グレイ『ラナーク』(一九八一)―二〇世紀的叙事詩の形
ドリス・レッシング『夕映えの道‐よき隣人の日記』(一九八三)―老いとケア
アンジェラ・カーター『夜ごとのサーカス』(一九八四)―フェアリー・テイル言説の再話
J・M・クッツェー『鉄の時代』(一九九〇)―リベラル・ヒューマニストの身体はアパルトヘイトの痛みを感じることができるか
カズオ・イシグロ『充たされざる者』(一九九五)―疑似古典主義の詩学

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

108
20世紀初頭の作家からカズオイシグロまで。タイトルと装丁にひかれ、図書館に入りたてのを借りてきた。それなりにイギリス文学は読んでいるつもりだが、どうもワクワクせず、最初は必死についていくも、後半は流し読み。読む対象は文学部の学生? 最近、立て続けに英国文学についてのハードカバーが出ている気がするが、なぜかワクワク出来ずに閉じてしまうことが続いている。学生にこれを読ませるのもなかなかハードでは…。自分の理解力のなさをこういうふうに表現するしかなくのも申し訳ないけれど。2020/06/28

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