内容説明
映画と原作小説とその翻訳、原作者、映画監督、出演俳優への時に辛口な意見や評価をその多岐にわたる知識と豊かな文学観、歴史観を味わいながら存分に楽しめる逸書。アメリカという国のみならず、この国特有の小説のありさまも見えてくる。
目次
『真紅の文字』
『ある貴婦人の肖像』
『女相続人』
『ティファニーで朝食を』
『ジェニイの肖像』
『オズの魔法使』
『金色の嘘』
『怒りの葡萄』
『アラバマ物語』
『白鯨』
『アッシャー家の末裔』、『世にも奇妙な物語』の「影を殺した男」「悪魔の首飾り」
『ダ・ヴィンチ・コード』
『ブレードランナー』
『若草物語』
『見知らぬ乗客』
『華麗なる週末』『墓場への侵入者』
著者等紹介
志村正雄[シムラマサオ]
1929年、東京府生まれ。アメリカ文学研究者。1953年、東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業、1962年、ニューヨーク大学大学院英文科修士。鶴見女子大学を経て東京外国語大学教授、定年後、鶴見大学教授、2000年、退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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