内容説明
ミニマリストプログラムに基づく日本語研究の総決算。理論と記述のバランスに配慮した、今後の研究に対する試金石。
目次
第1部 基礎概念(ミニマリストプログラムの基礎)
第2部 構文研究(束縛関係;かき混ぜ操作;使役文;受動文;主要部内在型関係節;主格目的語構文;二重目的語構文;主語‐目的語繰り上げ構文;二重対格制約と格;主格/属格格交代構文)
著者等紹介
三原健一[ミハラケンイチ]
1950年宮崎県生まれ。大阪外国語大学外国語学部イスパニア語学科卒業。大阪府立高校教諭を経て、大阪外国語大学大学院英語学専攻修士課程修了。2005年東北大学から博士(文学)取得。1985‐86年フルブライト若手研究員としてマサチューセッツ大学アマースト校において研究に従事。富山大学教養部講師・助教授を経て、大阪外国語大学外国語学部日本語講座教授。著書として、『アスペクト解釈と統語現象』(2004年松柏社、2005年度市河賞受賞)などがある
平岩健[ヒライワケン]
1974年愛知県生まれ。大阪外国語大学外国語学部日本語専攻卒業。大阪外国語大学大学院言語社会研究科博士前期課程修了。1999‐2005年までマサチューセッツ工科大学(MIT)大学院言語哲学科に在学。2003‐04年ガーナ大学言語学科客員研究員としてフィールドワーク研究を行う。2005年MITからPh.D.(言語学)取得。2005年より東京大学文学部・人文社会研究科にて日本学術振興会特別研究員。同制度により2007年夏までニューヨーク大学客員研究員として研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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