内容説明
日系人としての引き裂かれた自己、日系人の世代間の断絶を描く。日系二世詩人の耐え難く壮絶な収容所体験から生まれた、心に響く作品集。
目次
収容所ノート―その他詩編(一世の両親/二度開拓者だった/二人の人生を私は今聞く;収容所ノート;その他詩編)
砂漠行―詩と物語(私の居る場所;サトカエリ;抵抗;繋がり)
著者等紹介
ヤマダ,ミツエ[ヤマダ,ミツエ][Yamada,Mitsuye]
日本の九州に生まれ、ワシントン州シアトルで育つ。第二次世界大戦の勃発と同時にアイダホ州の強制収容所に家族とともに収容された。現在は、カリフォルニア大学アーバイン校アジア系アメリカ研究講座で教鞭をとる
石幡直樹[イシハタナオキ]
1953年生まれ。1979年東北大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、東北大学大学院国際文化研究科教授。専門はイギリス・ロマン派文学、日系アメリカ人文学
森正樹[モリマサキ]
1960年生まれ。1984年東北大学大学院文学研究科修士課程修了。1990年ペンシルバニア州立大学にてPh.D.取得。現在、米国ジョージア大学準教授。専門はイギリス・ロマン派文学、比較文学
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