内容説明
国際化の時代、司法関係者必携!!日本での外国人に対する裁判は、どのように行われているのだろうか?外国人被告の人権は、守られているのだろうか?法廷での通訳者は、何を知っておく必要があるのだろうか?裁判で使われる難しい言葉ってどんなもの?これらの質問に、法律の専門家と法廷通訳のプロが、答えます。
目次
序章 司法通訳とは(「司法通訳」あるいは「司法通訳人」とは何か。;通訳に関する法律規定はどうなっているか。 ほか)
第1部 刑事裁判のアウトライン(シナリオ学習「刑事裁判」;刑事手続アウトライン ほか)
第2部 法律用語・専門用語(概念が紛らわしい用語;罪名等 ほか)
第3部 司法通訳人の職業倫理(完全性;正確性 ほか)
著者等紹介
渡辺修[ワタナベオサム]
甲南大学法科大学院教授(2004年4月より)、刑事訴訟専攻。京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了。法学博士、LLM(コーネル大学ロースクール)
長尾ひろみ[ナガオヒロミ]
神戸女学院大学文学部助教授、通訳論専攻。神戸女学院大学文学研究科修士課程修了。文学修士。1982年より法廷通訳人として法廷の現場で通訳をしている。日本司法通訳人協会会長を務める
水野真木子[ミズノマキコ]
千里金蘭大学人間社会学部助教授(2004年4月より)、通訳論、異文化コミュニケーション論専攻。立命館大学大学院国際関係研究科修士課程修了。国際関係学修士。会議通訳、法廷通訳などを経て、現在は大学を中心に通訳教育に携わっている
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