英文学の内なる外部―ポストコロニアリズムと文化の混交

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英文学の内なる外部―ポストコロニアリズムと文化の混交

  • 山崎 弘行【編著】
  • 価格 ¥4,180(本体¥3,800)
  • 松柏社(2003/03発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 408p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784775400289
  • NDC分類 930.2
  • Cコード C3098

内容説明

英文学の主要作家を年代順に考察。

目次

ウィリアム・シェイクスピア(1564‐1616)―『テンペスト』にみるポストコロニアリズム的な修辞戦略
ロマン派詩人(ウィリアム・ブレイク(1757‐1827)/P.B.シェリー(1792‐1822)/ジョン・キーツ(1795‐1821))―オリエントとしてのエジプトと英国ロマン派詩人
トマス・ムア(1779‐1852)―『ララ・ルーク』あるいは機能不全装置としての空想の東方
オスカー・ワイルド(1854‐1900)―隠喩としての階級とドリアン・グレイの消された父
ライダー・ハガード(1856‐1925)―植民地冒険小説における他者の表象
ジョウゼフ・コンラッド(1857‐1924)―『闇の奥』に交錯する二つの声
ラドヤード・キプリング(1865‐1936)―帝国の支配とハイブリディティ
W.B.イェイツ(1865‐1939)―アイルランド文化の混交性について
ジェイムズ・ジョイス(1882‐1941)―ポストコロニアル小説としての『ユリシーズ』
T.S.エリオット(1888‐1965)―仮面の下から漏れ出るインドの閃光
ウィリアム・ゴールディング(1911‐93)―啓蒙主義思想と秩序意識との葛藤
J.G.ファレル(1935‐79)―『クリシュナプールの籠城戦』あるいは籠城する帝国

著者等紹介

山崎弘行[ヤマサキヒロユキ]
大阪市立大学
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