幻想と怪奇〈13〉H・P・ラヴクラフトと友人たち―アーカムハウスの残照

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幻想と怪奇〈13〉H・P・ラヴクラフトと友人たち―アーカムハウスの残照

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  • サイズ A5判/ページ数 260p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784775320785
  • NDC分類 908.3
  • Cコード C0098

出版社内容情報

アメリカ最大の怪奇小説家にして〈クトゥルー神話〉の創造者、H・P・ラヴクラフト。彼の生前の活動を支えたのは、大勢の創作仲間や友人たちだった。そして彼の死後、その作品を後世に遺すために出版社を興したのも、二人の友人――オーガスト・ダーレスとドナルド・ワンドレイだった。彼らが1939年に設立した〈アーカムハウス〉は、やがて怪奇幻想文学の牙城となり、数多くの作家たちの作品を出版していく。本書では、ラヴクラフトからラムジー・キャンベルまで、〈アーカムハウス〉の作家たちの作品を集め、世にも稀なこの怪奇・幻想専門出版社の業績を一望する。

内容説明

アメリカ最大の怪奇小説家にして“クトゥルー神話”の創造者、H・P・ラヴクラフト。彼の生前の活動を支えたのは、大勢の創作仲間や友人たちだった。そして彼の死後、その作品を後世に遺すために出版社を興したのも、二人の友人―オーガスト・ダーレスとドナルド・ワンドレイだった。彼らが1939年に設立した“アーカムハウス”は、やがて怪奇幻想文学の牙城となり、数多くの作家たちの作品を出版していく。本書では、ラヴクラフトからラムジー・キャンベルまで、“アーカムハウス”の作家たちの作品を集め、世にも稀なこの怪奇・幻想専門出版社の業績を一望する。

目次

アーカムハウス書影集(「幻想と怪奇」編集室)
H・P・ラヴクラフトと友人たち
幻夢の館の創立者たち
Short‐short Cthulhu Mythos
連作“ベルリン警察怪異課”第三話 黒い森のリア(朝松/健)
アーカムハウスの住人たち
Le forum du Roman Fantastique 長らく“作者不詳”だった「謎の男」(白沢/圭)
書評
Reader’s Review

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翠埜もぐら

20
ラヴクラフトは神話として体系だったものを考えていたのではなく、ダーレスが無理やりうんぬんかんぬん、と言うのはどうでも良いのです。アーカムハウスのおかげで今ラヴクラフトの作品を楽しむことができるのだから。ついでに同じかほりのする作品も私的には大好物なのでせっせと生み出してくれたことにも大感謝。ただ最近ホジスンやダーレス、ブラックウッドなどと比較すると、ラヴクラフトって全く異質なんだと思うようになって。SF臭が強くて再読すると最初に読んだのとまったく違う読み方になってるのですよねぇ。粘っこくて薄暗いSFだわ。2023/04/22

nami

13
寝る前に一篇ずつ、読んだり読まなかったりしてようやく読了。クトゥルー神話の創造者、H・P・ラヴクラフトと、その作家仲間たちの集う出版社、アーカムハウス。嫉妬や羨望は当然のことながら渦巻いていただろうが、互いの創作活動を支え合う仲間が身近にいることは、それ以上に心強かったに違いない。イマジネーションに満ちた彼らの仕事場を想像しただけでワクワクする。怪奇と言ってもおどろおどろしいものは殆ど無い。奇妙で怪しく、美しい世界に手招きされた。お気に入りを一つ上げるとすれば、「闇に潜むもの」だろうか。2023/03/27

竜王五代の人

8
ラヴクラフト&アーカムハウス特集、とはいってもクトゥルーものはあえて外して、普通? の怪奇もの。なかなか良かった。荒俣宏のラヴクラフトの作風読解は難解、クトゥルーものは常に寸止めで終わる、ぐらいしか読み取れなかった。現代作家短編では黒史郎「琥珀色の海」、琥珀に閉じ込められた不気味な虫とそこから広がる描写よし。2023/05/27

新天地

6
ラヴクラフトの友人とその影響を受けた作家というくくりであり、収録作は必ずしもクトゥルフ神話大系ではない作品集。ホワイトヘッド作の奇妙な腫瘍を巡る「成らず神」は、その時代その地域での神や宗教・信仰さらには風習と言った様々なものが自分の暮らす時代や日常とは違う独自性がリアルに描かれていて特に面白かった。さらにブレナン作の「チルトン城の恐怖」も、その城で、その部屋で、果たしてどんな恐怖が待ち受けているのかそのお膳立てや前振りがとても良くて、そしてついに明かされる恐怖の正体もまた悍ましくてドキドキしながら読んだ。2024/10/05

5〇5

6
H・P・ラヴクラフトの作品に出てくる地名・アーカムを冠した出版社「アーカムハウス」。そもそもHPLの作品を発表するために彼の仲間達が創設した怪奇幻想専門出版社なんだよね。そこで取り上げた作家たちの特集とくれば、闇を愛し、闇の中で蠢くものに惹かれる読者にとってはたまんないよね。(K)2023/05/29

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