出版社内容情報
開発社[カイハツシャ]
ほんだあきと[ホンダアキト]
内容説明
図解でわかる!都市防衛の効果と進化。外敵から命と財産を守るため、強固な城壁で都市を囲んだ城塞都市。攻城戦の兵器・戦術から、住民の暮らしぶりまで図解で丁寧に解説!
目次
第1章 城塞都市とは?
第2章 城塞都市の人々の暮らし
第3章 城塞都市の攻防
第4章 世界の有名な城塞都市
第5章 歴史的な城塞都市の激闘
第6章 城塞都市のトリビア
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さたん・さたーん・さーたん
3
基本項目を見開き2ページで解説するが、「図解」という割に不必要で不適切な図が目立つ。無駄にでかい地図やチャート図ばかり載せる一方、肝心の具体的な城塞例や実際の様子などの図は少ない。歴史を語ろうとするなら、コピー&ペーストされた兵士イラスト像は各地域や時代にそぐわない。プランタジネット朝が正しく書けない。参考資料を読んで要約したような本文に比べ、各章末コラムは仰々しい文体でひどく温度差を感じる。中学生の夏休み課題の方がもっと読み応えあるのでは。2019/03/29
in medio tutissimus ibis.
2
『Dr.STONE』という漫画に出てきた集落が不思議なつくりをしていてずっと気になっていたんですが、土塁(モット)&城庭(ベイリー)っていうちゃんとした城砦だったんですね……。ギリシャ人は家から建てたが、エトルリア人は壁から建てて、ローマ人は応援が駆けつけてくるまでの時間稼ぎのために立てた。みんな城市に収れんしているけど、近い所でも設計思想が違うってのは面白い。城壁の高さ暑さが二十メートル超とか古代メソポタミア文明の城壁ガチ勢ぶりにビビる。後半はなんかやっつけ仕事だったのが残念。2018/09/28
スプリント
2
読み物としては楽しめました。 実在の城塞都市の紹介ページでは写真を掲載して欲しかったですね。 2016/12/31
AQL
2
これはひどい。「はじめに」の3行目にエチオピアの所在が「中米」とあるのを見た時点(ページを開いて約5秒)でほぼ読む気をなくしたが、本文も悪い意味で予想を裏切らない。ざっと流し読みしただけで執筆者の知識が素人に毛の生えたレベル…にも満たないことがわかる(具体的には「エトルリア」を知らない)。新紀元社も50冊を超えたF-Filesシリーズでどうしてこんなの出しちゃったかなぁ…。とりあえずこの開発社とやらの本は二度と読まないデス。2016/10/22
とんび
0
どうも適当に関連資料から切り貼りしただけで、内容は理解できてない感じの記述が散見される。 特にイラストは、紙っぺらのような胸壁など、どうにも信頼性に欠ける。 また繰り返し(キラーピット好きすぎか?)も多い上に、城塞都市の本で取り上げなくてもいい項目も多く、なんとも水増し感が強い。 F-Files良い奴もあるが、これはハズレ。2021/03/14