出版社内容情報
動物が動物を食べている(動物が動物に食べられている)貴重な写真のみを集めた写真集です。
魚類、虫、爬虫類・両生類、鳥類、哺乳類の5ジャンルに分けて収録しています。
【ご注意】
あくまで制作スタッフの主観ですが、本書の写真は、ジャンルごとに比較的ソフトなものから刺激が強いと思われるものまで、順番に並んでいます。そのため、これ以上は見たくないと感じた方は、そのジャンルは中断して他のジャンルに進むなど、ご無理されないことをおすすめいたします。
新紀元社[シンキゲンシャ]
目次
魚類
虫
爬虫類・両生類
鳥類
哺乳類
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴
35
こういうのを見るのは本当は苦手なのだが(食べられている側が可哀想だと思ってしまう)、でも私たち人間だって肉を食べてるじゃないか!という思いで手にとった。文字はない、とにかく弱肉強食を見せつける写真集。大蛇をくわえる豹?チーター?がイケメン。可愛らしい顔をしてネズミ?をくわえる子猫。真っ白な氷山の上でシロクマが真っ赤な肉を食べる様。これが生きるってことなんだよな。綺麗に調理されているお肉をフォークとナイフで食べる人間は、命をいただいてることを忘れがち。2016/11/08
姉勤
32
グロテクスな命の継続。写真に付せられる文字は一つもないから、みたままを感じることができる。食べることは究極的には動くための電子の授受。いろいろな形がある。人喰いグマという、食べた側の命が、命を継続できない、加工され料理されたもの以外、口にしない現代人へ。2025/09/13
鱒子
31
図書館本。捕食に限定した、ダイナミックな命の営みの写真集です。野生の世界で生きる事とは、本来こういう事なのですね。良い本でした。海洋生物や昆虫など、ジャンルごと分けてあり、スタッフの尺度でソフト→ハードな順に並んでいます。レベルに合わせて、もうこれ以上は見るのはムリ!と思ったら止める事が出来るようになっていますが、あくまで参考程度です。死骸、血肉や内臓を見るのが嫌なら、手に取るべきではない本です。2017/02/27
ロア
31
「スタッフの主観でジャンル別に弱刺激〜強刺激順に並べた」的な注意書きがあるんだけど、これ当てにしちゃダメと思った(;゚∀゚)ページをめくる際は一時も油断できません。取り敢えず、ヘビに齧られてる真っ最中のカエルがかなりヤバイ。心頭を滅却すれば火もまた涼し…な顔してる場合じゃないよ!逃げて!と言いたくなる。昆虫対昆虫の捕食現場は昔から好きだけど、爬虫類の捕食現場は不気味過ぎた(;^ω^)サイズの小さい本ですが、どの写真も鮮明で見応えあり。何が何を捕食しているのか一言書き添えてあるともっと良かったな。2016/11/28
魚京童!
20
いい顔してる。最高だと思う。人生でもっとも喜びに溢れた瞬間だよね。捕まえた瞬間って。いいなー。私も昔はマンモスを狩っていたのに、今ではスーパーで豚肉を買うだけ。味気ない日々だ。あの頃に戻りたい。いつ頃からマンモスを追うのを辞めてしまったのだろうか。あの素晴らしい時代をもう一度!2019/02/23
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