出版社内容情報
柳田真坂樹[ヤナギダ マサキ]
内容説明
日本海に面する、とある“港町”で吹雪水産の社長を務める女子高生の氷川晶。しかし、その真の姿は、ヤクザである吹雪組の組長代理であった。孤児のガンマン“モーゼル・キッド”ジュン。“親殺し”の汚名を着せられたヤクザ、秋月。無骨で愚直な刑事、山田といった仲間たちに支えられながら、困難を切り抜けて、吹雪組とともに、組長として成長していく晶。しかし、組の乗っ取りを企むヤクザの暗躍、巨大犯罪組織“レヴィアハーン”との抗争といった、さらなる荒波が立ちふさがり、晶と仲間たちを翻弄する。晶と吹雪組という船の行く先は、どっちだ!?
著者等紹介
柳田真坂樹[ヤナギダマサキ]
ライター、翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水無月冬弥
5
#TRPGドタバタ奇想天外なリプレイ、ベーター版でのプレイのルールで、目玉の一つであった「投資」[経営」は現行ルールではここまで派手にできないらしい。……ですよねー(納得)。セッション進行でGMが失敗し、PLにぶっちゃけ教えをこうところがあるが、これはいい判断だと思う。グダグダのまま進んでもねえ。2016/08/21
李奇人(り・きじん)/アニメイト廃人
1
読了。完結2016/12/29
ivnin
1
古のバブリーズのようなシステムの穴があったり、シナリオの想定範囲外行動によるモチベーションの喪失があったり、当初の予定とは異なる方向に進んだリプレイ。PLに相談して進行方向を決めるのはGM指南の意味としてはいい。しかし、今作はリプレイ化に際してGMの制御不能の失敗の感がにじんでいる。GDRのTRSは盛り上がりを生んでるし、街の発展に置いて行かれる哀感を演じるPC、融通の利かぬドンキホーテ振りがかっこいいPCなど、見どころはあるのだが。2016/08/16