出版社内容情報
今大注目の日本刀(槍・薙刀)259振のエピソードをコンパクトにまとめました。
刀剣のエピソードだけでなく、号・銘・刀工・主な持ち主の変遷といった基本情報もひと目でわかるようになっています。
【著者紹介】
國學院大學大学院文学研究科博士課程退学。専攻は日本中世史。城・合戦・武具が好き。著書に『戦国合戦史事典』(新紀元社)、『天空の城を行く』(平凡社)、編著に『ずかん武具』(技術評論社)、共著に『大名家の甲冑』・『戦国の実戦兜』(ともに学研)など。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」では兵法指導も務めた。
内容説明
刀剣二百六十口のエピソードを作刀時代別に掲載!刀剣所有者の変遷も一目でわかる。
目次
第1章 平安時代(大和国字陀天国;伯耆国大原安綱 ほか)
第2章 鎌倉時代(豊後国高田行平;備前国福岡則宗 ほか)
第3章 南北朝・室町時代(越中国松倉義弘;美濃国志津兼氏 ほか)
第4章 安土桃山・江戸時代(山城国堀川国広;肥後国菊池正国 ほか)
著者等紹介
小和田泰経[オワダヤスツネ]
昭和47年(1972)東京生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程退学。専攻は日本中世史。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」では兵法指導も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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えぬ氏もわるよのぉ
2
古今の名刀の、300ページを超える膨大なカタログ。日本刀には昔から興味があっていろんな本も読んできたが、そんな僕でも初めて知る刀がたくさんあった。ただ数が多いだけに一振り一振りの解説は1ページか2ページで、図や写真もあまり載ってない。明暦の大火や関東大震災、そして第二次大戦の空襲で焼失した名刀がけっこう多いのも知った。2019/01/26
まふ
2
号がつくような有名どころはかなり網羅していて、その号の由来、また主な持ち主、来歴を、誠実な記載で載せてくれています。刃の様子はほぼ載っていませんが、文字では伝えきれない情報なので別に良いと思います。所蔵情報が、個人蔵と現存していないもの以外しっかり載ってておやくだち。できれば、所蔵先から引ける索引があると嬉しかったかも。あと、個人蔵なのか消失なのか。通読して思うのは、何か一つ歴史修正していいと言われたら、明暦の大火阻止したいってことだね。2015/08/08
怜
0
広く、浅く。もうちょっと…と思ってしまう部分もありますが、手軽に調べられる点は便利かと。