内容説明
それまで軍事力の象徴であった巨大戦艦を過去の遺物に追いやった空母と艦載機の構造や進化や運用や計画を図解でしっかり解説。
目次
第1章 空母発達の歴史と空母の種類(空母の定義とは?;空母の元祖は?誕生に至る歴史 ほか)
第2章 空母の構造と機能性(空母黎明期の飛行甲板の発達;飛行甲板の材質は? ほか)
第3章 艦載機(艦載機と陸上機の違い;初期の艦載機 ほか)
第4章 空母のミッションと運用(創始期に課された空母の役割;空母は動く航空基地? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流言
35
ミリタリーに関しては右も左もわからない初心者だが、『空母の定義』から解説がスタートするのでわかりやすかった。いわゆる潜水空母や航空戦艦っていうのは着艦できないから空母にはあたらないわけなんですね。空母黎明期からWW2を経て現代の原子力空母まで、幅広くカバーしてあり楽しんで読めた。核兵器の登場でその意義が問い直されたことや、本書が出版された2014よりも後にシリア攻撃へと参加したフランスの原子力空母シャルル・ド・ゴールにも触れられており、空母はまさにリアルタイムで世界で活動していることを感じることができた。2015/12/14
スプリント
1
空母の仕組みだけでなく艦載機の変遷や空母の運用の歴史、作戦の詳細なども掲載されていて濃い内容でした。2014/07/01
真坂野まさか
0
非常に分かりやすかったが、少し図の使い回しが目立った。出来れば写真も欲しかったが、印刷の都合か。空母の書籍だが艦載機にかなりの尺を割いているので、戦闘機好きも消化しておいて損はない。2015/07/21
h t
0
やっぱりアメリカ最強ですわ2015/01/20
doremi
0
ドラマ、映画、テレビ等を普通に鑑賞する分には、十分な内容かと思います。重複が目立ったり、構成に難があったりしますけど。タラント湾空襲は、映画「トラ・トラ・トラ」でも言及されているくらいなので、扱って欲しかったです。 2014年 C0056 \1300. 20142014/10/24