出版社内容情報
内容説明
怪奇小説家ハワード・フィリップ・ラヴクラフトと、彼と親しい作家たちの間で形成された架空の神話体系『クトゥルフ神話』。人間の情念のおよばない、より原初的な恐怖(宇宙的恐怖)を描くラヴクラフトの小説を起点とするその世界観は、現代においては小説にとどまらず、音楽・映画・ゲーム・コミック等、様々な媒体に共有され、「クトゥルフ神話」を知らずともその末端にも触れたことがないという人はいないのではないかという程に拡大している。数多くの作家が好き勝手に設定を作ったり無視したりして作られていることはクトゥルフ神話のひとつの特徴と言える。本検定はその混沌とした世界観はそのままに、「お約束」となっているような設定や、個々の作品の内容、またラヴクラフトとその周囲を中心とするクトゥルフ神話作家たちのエピソード等を問う。
目次
クトゥルフ神話・作家と作品“海外編”(H.P.#ラヴクラフト;ラヴクラフトの共作作品;フランク・ベルナップ・ロング;クラーク・アシュトン・スミス ほか)
クトゥルフ神話・作家と作品“日本編”(日本のクトゥルフ神話;菊地秀行;朝松健;友成純一)
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