内容説明
陸を越え、海を渡り、六分儀市に続々と集結する吸血鬼たち。彼らの狙いは、狩人として覚醒した少年が持つ力だ。やがて到来する破滅を食い止める手段をめぐって、夜に生きるものたちの闘いが激化する。日常から噴き出す暴力。歪む現実。その全てを越えた場所で下される、それぞれの決断。吸血鬼狩人の物語は加速していく。
著者等紹介
齋藤高吉[サイトウタカヨシ]
ゲーム開発を行う冒険企画局に所属するゲームデザイナー。徳島県出身。アナログゲーム、コンシューマゲームの開発に広く携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiu
1
吸血鬼を狩る(狩られる)TRPGリプレイ第二弾。PC達が全員いい感じに狂っており、システムの外側で設定がどんどん狂った方向に転がっていき、シナリオもそれに乗っかっていくという、ある意味ナラティブな要素をうまく使った(というかそのへんをあえてルールで縛らない)システムだなと思った。システムはカツカツで、PCの【幸福】を吸血鬼が破壊しに来るという流れから見ても、負けロールプレイが多く要求されそうなので、ストレスフルな状況を楽しめるかどうかで、遊ぶ人をいささか選びそうな気もする(つまり齋藤ゲーってことだ)。2020/01/30
さいだ
1
高レベルの追加データ集なのだが、リプレイ自体はレベル3。ただ、今回の敵は物理的に潰しにくるのではなく、心理的に絡め手でくる敵。その分クライマックスで肉弾戦になると脆さが露呈してしまった。それでも一人はかなりやばい所まで追いつめられていたので、やはり吸血鬼強しというところか。相変わらずPCたちのノリが良く、中二病全開な設定が(笑)2012/05/13
さば
1
元々濡れているひとに、バケツの水ぶっかけてもそれ以上濡れない。注釈にそんな一文がありましたが、まさしくそんな感じの、皆さんイイ感じに狂ったイイリプレイ部分でした。2012/05/04
ネオおしりいぬ
0
プレーヤーの演出を拾うよいGMの話し2012/09/12
まさと
0
一回くらいは遊んでみたいなぁ。2012/05/25