内容説明
全520人を最新史料で完全網羅。
目次
隊士名簿に見る新選組の変遷
職制と役職
新選組の史料
新選組隊士録(文久3(1863)年入隊―文久3年3月~元治元年6月
元治元(1864)年入隊―元治元年7月~12月
慶応元(1865)年入隊―慶応元年1月~7月
慶応2(1866)年入隊―慶応元年8月~慶応2年12月
慶応3(1867)年入隊―慶応3年1月~12月
明治元(1868)年以降入隊―明治元年1月~明治2年4月
番外編―その他隊士)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りかん
6
図書館本だが、手元に1冊置いて、折りに触れパラパラめくりたくなる本。まず、著者の地道な調査に敬服。ともすれば、脳内で美化されフィクション化される新選組が、実在し善悪内包した組織だったことを再認識させてくれる。伊東派協力説は、納得できない点もあるが、それを含めて激動の幕末を生きた隊士ひとりひとりへ想いを馳せることができた。2012/04/19
UMA
4
横書き2段組500ページ弱という超ボリューム。読み応えたっぷりすぎて腕が疲れる……。筆者は御陵衛士協力説派で執拗なまでにその説をアピールしてくるので御陵衛士関係者の項目だけやたら長大(近藤さんや芹沢さんより伊東さんの経歴の方が長い)。これだけ丁寧に纏め上げられた隊士録は今後暫く出ないと思う。林信太郎と林新次郎=山崎林五郎の取り違えによる子母澤新選組三部作の混乱ぶりが解明できたのが個人的に大収穫。水葬は創作じゃなくて聞き取り間違いかぁ。2012/02/16
ゆぅ
2
辞書として常に隣に置きたい本です。2019/05/30
ピクトさん
2
たとえば『燃えよ剣』でチラッと出てくるあの人も、「史実ではどんな人だったのかな?」と調べてみる。
ぐるぐるめぐる
2
史料としては便利だし、読み物としても面白い。いつ誰がどこで何をしていたのかが、わりと分かりやすい。箱館の、三侯と三藩士のことは知らなかったので、興味深く読めた。が、この作者さんの御陵衛士に対する考え方でいくと、油小路→局長狙撃の諸悪の根源は、斎藤さんということになってしまうような…。2012/01/13
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