内容説明
『三国志演義』と正史『三国志』はなにが同じで、なにが違うのか？広大な大地で繰り広げられた英傑たちの醍醐味と真実を解明。
目次
第１章 『三国志演義』のあらすじ（『三国志演義』とは；桃園の宴 ほか）
第２章 正史『三国志』の内容（正史『三国志』とは；魏書「武帝紀」 ほか）
第３章 『三国志演義』と正史『三国志』（『三国志演義』と正史『三国志』；劉備は有徳の人だったのか？ ほか）
第４章 雑学（三国志から生まれた故事成語；三国時代の武器と武具 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のりみつ
0
三国志の教養書は数多く出ていますが、演義と正史両方を紹介し比較まで行っている本です。ただ、欲張りすぎて内容がぶつ切りになってしまっている感が否めませんが…。本書の内容は大体は私も知っている話でしたが、知らない話は、関羽を関帝として祭り上げた人物として、明の神宗万暦帝が挙げられていることでした。後世では暗君とか無能皇帝とか誹りを受けまくっている人物ですが、意外にこんなことしてたんですね。(あと、北宋の徽宗も関羽に諡号を追贈してますが、この人は文人だったからまあ分かる)2013/08/02
