内容説明
大学講師で民俗学を研究している水無瀬克馬と学生たち＋骨董店主の恐ろしくもちょっと愉快な探索物語。夏休みを利用し、民俗学の研究とレジャーを兼ねて地方を訪ねる水無瀬たち。そして彼らを待ち構えるクトゥルフ神話の名状しがたき宇宙的真実！何度も狂気に陥りながらも邪神に立ち向かうのは探索者たちの運命なのか！？ゲームの進め方やルールの扱い、シナリオの作り方、プレイテクニックなど、キーパーとプレイヤーの両方に役立つ情報満載！『クトゥルフ神話ＴＲＰＧ』ファン必携の書。
著者等紹介
内山靖二郎［ウチヤマヤスジロウ］
『神様のおきにいり』でデビュー。小説家デビュー以前から、テーブルトークＲＰＧ専門書籍『Ｒｏｌｅ＆Ｒｏｌｌ』で連載されている「クトゥルフ神話」に関連した記事「アーカム計画」のライターとしても活躍。現在は、『クトゥルフ神話ＴＲＰＧ』（エンターブレイン）を扱ったリプレイの第一人者である（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マコト
1
リード＆リード掲載時に読んでた時から、キャラクターの正気度が一名下がりすぎてるので、その後、どうなるのか気になってましたが、なんとか生き残ってますね。そもそも、クトゥルフでSAN値0になったPCを見たことないので、一度くらい見てみたいものの、こうやっていつもギリギリで生き残ってるPCのリプレイを読んでみると、「見てみたいからきつくする」というのは鬼の所業になりますね。2016/07/18
中岡ナオキ
1
僕が知るかぎり五冊しか存在しないクトゥルフTRPGリプレイ本の一冊。他のTRPGと比べると渋くて地味、それは当然、クトゥルフだけに。それはそれとして、プレイヤーの行動に、もっと読者の想像を越えた行動があると面白かったなぁって思いました。全三話のキャンペーンで構成されています。二話目の和製インスマスの脱出劇が王道で良かった。また、イラストを見てわかるとおり、水着シーンで読者サービスを狙った編集者の打球は、華麗に明後日の方向へ弧を描いたと断言できます。誰得だよ。2012/02/29
syam
1
リプレイにしてもプレイヤーの見解が前面に出すぎてるかなという気はするが、クトゥルフのリプレイ自体が希少なのでそれだけで良しということで。2011/10/30
管理人
0
TRPGリプレイなんて読むの何年ぶりだろう。ファンタジー物に比べて戦いがなく地味だけど、そこがいい。しかし、みんな言ってるけど表紙は誰得なんだ……。2012/04/03
tarosukeFz
0
リプレイは自分と違う発想する人がいるのが面白い！クトゥルフ再熱しそう。避けてたあたりのシリーズも読んでみるかなぁ2011/07/15
