内容説明
牢獄・監獄の歴史から、施設の構造、被収容者の生活、代表的な脱獄の手口や事件、有名な脱獄者までを、図解で解説。
目次
第1章 世界の牢獄
第2章 牢獄の基礎知識
第3章 牢獄の立地と構造
第4章 牢獄での生活
第5章 脱獄の手口と対策
第6章 脱獄者たち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
47
一章 世界の牢獄と最後の脱獄者たちが面白かった。東欧辺りにすごい牢獄があるかと思っていたら、フランスに多いのに驚く。バスティーユ解放時には囚人はわずか七人でその一人がサド侯爵だったこと、網走刑務所では開拓などの強制労働があったこと、現在日本の刑務所からの脱獄者はほとんどいないことなど、興味深い話はたくさんあったが、牢獄の立地や構造、日本の刑法などは読み進まなかった。2014/01/15
磁石
18
始まりは刑罰を執行するまでの留置所だったのが、自由を奪う刑罰の誕生により生まれた。自然の洞穴を利用したものや孤島・館の地下を改造したもの中央から全てを常時監視できるパノプティコンへ、木造からレンガ造りそして鉄筋コンクリート製へ、今では効率と快適さを考慮した更生施設へと。そんな牢獄からの脱獄は古今東西、多種多様な方法で行われてきた。のだが、なぜか日本での事例は少ない。天災が起きても逃げずに救助を手伝うというオマケも。……日本人とは、不思議な国民。2016/09/27
ろびん
7
タイトルでオチてる。あんまし図解の必要性が……。2020/07/13
やもち
5
世界・日本の牢獄や刑務所に関する法律について勉強になった。懲役・禁固は「自由刑」。脱獄の手口の紹介はほとんどが小説の話し。もっとリアルでドキドキする内容を想像してたが、残念。でも、ドラマ「プリズンブレイク」は気になる。著者は牢獄研究会。そんな研究会もあるんやぁ。 脱獄はやめとこ…。2015/02/03
そうさん
3
10歳。一人読み。さすがに難しかったらしい。2025/01/17
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