内容説明
人を癒したい、癒されたいという思いのもとに、人は様々な方法で救いを求めてきました。ときには、神の奇跡や特別なスポットの力に頼り、ときには人体の仕組みに対する推測や経験から治療を考えてきたのです。そして、奇跡に求めた癒しは伝説を生み出し、人知を尽くした癒しは様々な伝統医療を生みだしてきました。本書では、そうして世界各地に伝えられてきた癒しのわざと物語を紹介します。
目次
第1章 ヒーリングの伝説(奇跡のヒーラーだったイエス;国王が手を触れて癒すロイヤル・タッチの幻想 ほか)
第2章 ヒーリングの神々(アシュヴィン双神―鷲の戦車で駆けつける医神;イシス―古代エジプトの母なる女神 ほか)
第3章 伝説のヒーラー(ジーヴァカ―「命あるもの」という名の名医;華佗―養生術を極めた名医 ほか)
第4章 世界のパワー・スポット(神秘の宇宙エネルギー「マナ」が集まるハワイ;聖なるセドナのヴォルテックス ほか)
第5章 伝統医療(ホメオパシー―「西洋の漢方」の不思議な効力;フナ―ハワイに伝わる癒しの教え ほか)