内容説明
本書は、子どもの自立の芽をつぶさないように、親が日常生活の中で何ができるかを、具体的な例とともに詳しく記したものである。
目次
第1章 親の愛情はものより言葉と行動で(親の思いを子どもに伝えていますか;親業の三つの方法)
第2章 子どもの心を開く上手な聞き方(子どもの心を閉ざす聞き方から開く聞き方へ;悩む子どもを助ける「能動的な聞き方」 ほか)
第3章 子どもの心にとどく話し方(「あなたメッセージ」と「わたしメッセージ」;「わたしメッセージ」は親子関係を大きく変える ほか)
第4章 親子の対立を解決する「勝負なし法」(親子が対立した時、ふつう親はどうするか;親子対立を解決する「勝負なし法」の考え方と実例 ほか)
第5章 新しい親子関係が始まる(親業を始めた親の思いと子の反応)
著者等紹介
近藤千恵[コンドウチエ]
1945年広島に生まれる。国際基督教大学卒業(心理学専修)。同時に通訳者として活躍するかたわら、米国パサデナ市のETI本部で親業訓練インストラクターの資格を取得。現在、親業訓練協会理事長。日本の「親業」のリーダーとして大活躍している。二児の母
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感想・レビュー
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Asako Nakamura
4
数年前に子供との関係に悩むことがあり、読んだ本を読み返しました。わかりやすく、実践しやすく書いてあります。子供のため、その思いが子供を苦しめているかもしれないことに気づかせてくれます。2015/10/05
めたる@灯れ松明の火
0
「能動的な聞き方」と「わたしメッセージ」は、分かりやすくて実践しやすかった。「勝負なし法」は 時間の余裕と何度も試してみないと難しい。この3つの方法で大体は、解決できたけど時々無理なこともあった。他の本も読んでみようっと。 2013/09/07