内容説明
日本神話は太古の神々が繰り広げる壮麗なドラマ。「イザナギとイザナミによる国生み」「アマテラスの天の岩戸隠れ」「スサノオによるヤマタノオロチ退治」「天孫ニニギの降臨と三種の神器」「サルダヒコとアメノウズメ」「オオクニヌシと稲羽の白兎」「海幸彦・山幸彦」「神武天皇の東征」「勇者ヤマトタケル」…。本書では神話の伝える物語とそのロマンを読み解いていく。
目次
第1章 神々と日本国土の誕生
第2章 太陽神アマテラスの登場
第3章 英雄神の闘争・冒険と愛
第4章 葦原の中つ国の主権争い
第5章 地上に降る神々
第6章 地上の王家誕生
第7章 神武天皇の東征
第8章 ヤマトタケルの戦いと愛
著者等紹介
戸部民夫[トベタミオ]
1947年生まれ、群馬県出身。法政大学社会学部卒。美術関係出版社勤務を経てフリーライターに
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感想・レビュー
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アテルイ
1
やはり、民俗学なり伝奇モノをモチーフにしている小説や漫画当を読んでいると大元から知らないと楽しめ無いときがあるので2012/04/06
やまね
0
解説が分かりやすくてよかった!神様ってなんか自由だと思った。ヤマトタケルが亡くなった時の悲しみの歌、今でも天皇が亡くなった時に歌われているってすごいと思った。2014/04/10
あああ
0
一つ一つのエピソード自体はどっかで聞いたことがある話。ただ、政治とか宗教とか権力とか話がつくられた背景も考えながら読んでいくと、昔の人は上手いこと考えたもんだなと思ってしまう。2013/02/24
すう
0
『空色勾玉』を読むため、知識として日本神話を知らなければと思い購入。文章は噛み砕いて分かりやすく、各章ごとに解説が入り分かりやすい。『空色勾玉』だけでなく、『白鳥異伝』を読むにも、大変参考になりました。また日本のしきたりや習慣、また地名の由来にまつわるお話しは大変勉強になり、楽しかったです。2010/08/15