ゴルフ場そこは僕らの戦場だった―太平洋クラブ会員たちの団結がハゲタカファンドを撃退!

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ゴルフ場そこは僕らの戦場だった―太平洋クラブ会員たちの団結がハゲタカファンドを撃退!

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784775200902
  • NDC分類 783.8
  • Cコード C0030

内容説明

バブル崩壊後、日本のゴルフ場は外資を中心とするハゲタカファンドの草刈り場となった。その巨大資本に戦いを挑み、会員たちの団結と心ある優良スポンサーの支援で、時には奇跡の様な勝利もある。本書は太平洋クラブを舞台にゴルフ場再生とハゲタカ退治に成功した、ゴルフ大好き弁護士チームの痛快かつ溜飲の下がる戦いの記録である。

目次

第1章 奇跡―ゴルフと裁判、ふたつの奇跡の始まり(2006年日本シニア;ゴルフ版経済敗戦 ほか)
第2章 苦悩―外資ハゲタカに食い尽くされた日本のゴルフ場(法に正義を、しかし…;日本のゴルフ場のアキレス腱「預託金」 ほか)
第3章 予兆―ハゲタカと会員の壮絶バトル(いよいよ正念場、太平洋クラブ事件の始まり;太平洋クラブの歴史と平和相互銀行、バブル経済の裏側 ほか)
第4章 激闘―太平洋クラブ争奪戦、会員の勝利へ(結束する会員、起爆剤となった西村の「演説」;会員の団結がアコーディアNO!の輪に ほか)
第5章 運命―奇跡は起こった、最後に待っていた運命のドラマ(売上高2兆円、マルハン韓昌祐会長との絆;「創る会」の10の条件に静かに頷いた韓会長 ほか)

著者等紹介

西村國彦[ニシムラクニヒコ]
弁護士・ゴルフジャーナリスト。1947年生まれ。東京大学法学部卒。40歳から始めたゴルフにハマり、50歳からは世界の名コースを旅するゴルファー・ゴルフジャーナリストとして見聞を広める。2004年にはニューセントアンドリュースGCジャパン(栃木)でクラチャンのタイトルを獲得。HC3。バブル崩壊後の新しいゴルフ場再生に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

幹事検定1級

10
私の人生二大趣味の読書とゴルフ。日本のゴルフ場の多くは一度倒産し、当時の会員預託金は返却不能になり、涙を飲んだ人も多かったはずです。一方で現在のプレーフィは以前からは格段に低価格となり、メンバーとビジターの価格差もなく、ビジターにとってはゴルフを楽しめる環境になっています。この本では、太平洋クラブという名門ゴルフ場の再生と外資との戦いを描いておりますが、その壮絶な戦いに挑んだ労力にただただ脱帽です。メンバーによるメンバーのゴルフ場と、ビジターメインのゴルフ場と二極化していくと実感した読了です。(図書館本)2015/07/26

Akihiko Kimura

1
バブル時の会員権の高騰、はじけて会員権は紙屑同然となって、ゴルフ場は外資に乗っ取られそうになり…まさに「栄枯盛衰」だね。著者は弁護士の立場から会員を結集し、会員の権利とゴルフ場を奪回したストーリーだけど、いろいろ示唆に富んだ内容でした。2015/07/04

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