出版社内容情報
現場で実際に起きた事例を取り上げ、「法的に何が問題になるのか」「指導者はその責任において何をしなければならないのか」をQ&Aでやさしく解説。
内容説明
従来からある中学・高校・大学の学校スポーツや企業スポーツの他に、最近ではいわゆる“地域スポーツ”も盛んに行われるようになってきました。スポーツの現場が拡がっていくなかで懸念されるのは、指導者の資質や安全管理の問題です。プロの指導者はほんの一握りで、実際はほとんどがアマチュア・ボランティアである場合が多く、現場で事故やトラブルが起こったとき「どう対処したらいいかわからない」という声を耳にするようになっています。本書ではこのような疑問に答えるため、実際に起きた事例を取り上げ、「どんなことが法的に問題になるのか」「指導者はその責任において何をしなければならないのか」をQ&A方式でやさしく解説します。教師・コーチ・トレーナー・インストラクター・保護者のための“必携書”です。
目次
1 スポーツの法律相談Q&A50(学校編;スポーツ少年団指導者編;教室・スポーツ大会編;スポーツクラブ編 ほか)
2 スポーツ法学解説(スポーツ指導上の法的責任;スポーツ施設における事故とその責任;スポーツ基本権;スポーツ固有法 ほか)
これだけは知っておきたい!「スポーツと法律」のことば解説
著者等紹介
入沢充[イリサワミツル]
1951年、群馬県伊香保町生まれ。76年、立正大学経済学部を卒業し、総合労働研究所入社。83年、エイデル研究所で季刊教育法編集長、出版部編集長を担当。96年、昭和女子大学非常勤講師(教育法)、98年、東京女子体育大学講師(法学・スポーツ法学担当)、2001年助教授、以降現在に至る。他、2001年に中央大学、2001年より群馬大学で非常勤講師を務める
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