内容説明
千葉ロッテマリーンズひと筋26年!!野球小僧からプロ野球選手に!!!!怪我から打者への転向、4年目の決断、悪夢の18連敗、そして史上最大の下剋上…。決して平たんではなかった福浦和也の野球人生。習志野が生んだ名プレイヤーはどのように野球と出会いプロ野球選手としての道を歩んできたのか。今まで明かされなかったその生き様。
目次
序章 2000本安打を達成して
第1章 千葉・習志野で生まれ育って
第2章 野球漬けだった習志野高校時代
第3章 ルーキーイヤー
第4章 首位打者獲得、そして優勝
第5章 福浦和也とは何者なのか
終章 二軍打撃コーチ、未来、千葉・習志野への思い
著者等紹介
福浦和也[フクウラカズヤ]
1975年12月14日生まれ。1993年にドラフト7位で指名され、投手として千葉ロッテマリーンズに入団。入団してすぐに肩を故障し、打者に転向する。2001年に打率.346で首位打者のタイトルを獲得。2002年、二塁打を40本放ち、2003年には史上2人目となるシーズン二塁打50本を放つ。さらに同年にゴールデングラブ賞を受賞。2004年、二塁打を42本放ち、3年連続二塁打40本以上のNPB記録を達成。また同年に通算1000本安打を放ち、2018年には2000本安打を達成し名球会入りを果たす。2019年、今シーズン限りでの引退を発表。現在選手兼二軍打撃コーチ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こも 旧柏バカ一代
27
千葉ロッテマリーズにドラフト最下位で入団し、投手から野手に転向。その後、一塁手として定着し、2000本安打を達成して野球殿堂入りした稀有な選手。 歴史が浅いから千葉県で育ち、千葉県を本拠地にする球団へ入った選手って彼くらいじゃないかな? そんな福浦選手の本。身体の柔軟性に気を配ってたのはわかる気がする。バッティングフォームは凄く柔らかかったイメージがある。2020/10/31
みこ
16
人は2010年の千葉ロッテ日本一を史上最大の下克上と呼ぶ。しかし、ロッテファンにとっての最大の下克上はドラフト7位でしかも投手として入団した彼が首位打者の栄冠を勝ち取り、2000本ものヒットを積み重ねたことだろう。本書ではファンですら寡黙でストイックという印象を持つ彼が茶目っ気たっぷりの意外な一面を見せ半生を振り返る。間もなく彼の野球人生は第一章を終える。しかし、彼の闘いが終わったわけではない。きっとこれからも俺たちの福浦は不屈の闘志を見せてくれるはずである。千葉の誇りを胸に。2019/08/22
まりん
2
純粋にロッテファンなので、福浦さん大好きなので本屋で見つけた瞬間に買いました。 本としての完成度などは個人的には二の次三の次。此れまでの経歴。ピッチャーから野手に転向しての首位打者。やはり天才と思う面も、努力の人と思う面も。 引退後も福浦さんを応援してきたいです。2019/10/09
じょー
1
★★★★★2020/01/05