コスミック新書
『はだしのゲン』を読んでみた

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 199p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784774790985
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0295

内容説明

平成25年8月16日付、「山陰中央新報」―。68回目を迎えた終戦記念日の記事が一面を飾る中、地方総合面に、「『はだしのゲン』描写過激、松江の全小中学校『閉架』」という衝撃の見出しがあった。許可を得なければ、児童・生徒が名作漫画『はだしのゲン』を図書館で読めない…この報道に大手マスコミが飛びつき、全国でその措置に対する『はだしのゲン』騒動が勃発する。だが、甲論乙駁を展開する人たちは、果たして全10巻もの大作を全部読んでいるのだろうか。そこで、通読してみて改めて認識できる真実を細かく検証。そこには騒動の核ともなるべき驚きの原因が隠されていた!日本人に潜む歴史観、戦争観の誤りを暴き、『はだしのゲン』の正しい読み方、読ませ方に迫る!!

目次

第1章 『はだしのゲン』騒動…って何だ?
第2章 第1巻から第10巻までを読んでみた―
第3章 なぜ!?第7巻以降はそれまでとは随分違う
第4章 後半になって残酷シーンが登場するわけ
第5章 問題の本当の根はどこにあるのか―
第6章 日本の「長い長い抵抗戦争」
終章 『はだしのゲン』全10巻を読み終えて―

著者等紹介

後藤寿一[ゴトウジュイチ]
1943年生まれ。早稲田大学卒業。サンケイ新聞を経て、フリージャーナリストとなる。歴史や野球に関する造詣が深く、近年は、幕末から昭和にかけての日本近現代史に関する著作が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いまちゃん

4
今年の8月に島根県で起こった「はだしのゲン閉架措置問題」私の働いている図書館にも調査きました(^-^;私読んだことないんですよね。なのであらすじですが内容がわかってよかった。ただ、現在の戦争常識(?)を昭和40年代頃に描かれたこの作品にあてて論じるのは無理がある気が…。全体的に右よりの思想の本でした。2013/10/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7534334
  • ご注意事項

最近チェックした商品