出版社内容情報
コスミック時代文庫
【目次】
内容説明
高岡美月はたぐいまれなる美貌ゆえ徳川家斉に見そめられ、剣の凄腕から将軍の陰働きを命じられていた。そして、数々の陰謀を仲間たちと見事解決してきた。そんななか、済民教という新興の教団が江戸に現れた。教祖の月海は経世済民を唱えており、松平定信の復権を目論む寺社奉行の水野忠邦は、世論を動かす好機と捉え認可を下ろす。教団が信者を獲得するにつれ、ご禁制の阿片が市中に出回り始めた。美月たちはその出処が済民教ではと疑い潜入捜査を企てる。一方、教団を煽動し政道批判をさせていた忠邦も、背後に廻船問屋の存在が浮上すると一転、阿片密輸を壊滅するために教団へ夜襲をかける―。美女剣士の艶やかな剣が乱舞する時代エンタメ。待望の第三弾!
著者等紹介
八神淳一[ヤガミジュンイチ]
1962年熊本県生まれ。西南学院大学卒。雑誌編集者を経て作家デビュー。ストーリーの面白さに独特の官能描写が絶妙にからみつく作風は多くの読者に支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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