出版社内容情報
コスミック時代文庫
【目次】
内容説明
「聞き耳幻八」の異名をとる、瓦版の文言書き・朝比奈幻八。御家人の嫡男だが、妹が拾ってきた捨て子六人に加え、かつての敵・黒岩典膳も居候し、実家の暮らしは火の車。米櫃の米も尽きる寸前で…醜聞をネタに金を強請る“暴き屋”稼業にもますます力が入っていた。折しも米相場が高騰し、江戸では米問屋・安房屋への火付け騒ぎが起こる。しかし不思議なことに焼け跡からは米が発見されない。どこかに米を隠している筈と幻八は主人に接触を試みるも、周辺では目付・日下丹波の配下が刺客に斬られるなど不穏な様子。果たして米はどこに消えたのか、米相場の吊り上げで得た利益は幕臣の誰かを潤しているのか―“暴き屋”稼業の血を騒がせ、幻八が米騒動の闇に切り込む!!
著者等紹介
吉田雄亮[ヨシダユウスケ]
1946年、佐賀県生まれ。雑誌編集者、フリーライターを経て2002年、『修羅裁き 裏火盗罪科帖』シリーズで時代小説作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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