内容説明
東大式エゴグラム(TEG)は、1984年に東大心療内科教室のメンバーの協力によって初版が刊行された。TEGは刊行当時、因子分析による質問項目の選定と標準化スケールを用いた画期的な、科学的エゴグラムとして高い評価を受けた。2000年に、従来から蓄積されてきた臨床データとさらなる科学的手順の利用によって、質問項目の選定、標準化を実施し、新版TEGを刊行した。本書はその解説書である。
目次
1 交流分析とエゴグラム(交流分析とは何か;エゴグラムの歴史と役割;エゴグラムの解釈)
2 新版TEGの成り立ち(新版TEGの成り立ち;新版TEGの併存的妥当性の検討;新版TEGの読み方)
3 新版TEGパターン分類の方法(TEGパターン分類の作業手順;TEGパターンの特徴;新版TEGパターン分布の例)
付録 新版TEGについてQ&A