出版社内容情報
コスミック時代文庫
内容説明
将軍家斎の婿でありながら、市井に住まい、江戸を揺るがす数々の事件を解決してきた隠密剣豪・松平竜之介―。ある夜、竜之介は夜鷹のお蓑と、川に身投げしようとする女を助ける。すると、お蓑は殺されその下手人も縊死した。身投げ女の名は、お蓮。彼女に深く関わった者は必ず、両親の月命日の十五日に死ぬという、死神のような美女だった。竜之介は、自らを慕う男装の女御用聞きのお錦を愛姦しながら、彼女とともに怪奇話の裏にある“タメニ屋”という謎の組織に挑む。襲い来る死客人、怪忍者、覆面の剣客…。そして竜之介の最大の敵が、ついに姿を現すのだった!!書下ろしシリーズ、怪艶極まる十八巻目!!
著者等紹介
鳴海丈[ナルミタケシ]
1955年、山形県生まれ。1985年、『聖痕者ユウ/薔薇のストレンジャー』(集英社コバルト文庫)で、作家デビュー。映画化、アニメ化された伝奇アクション『修羅之介斬魔劍』から時代小説を手がけるようになり、現代アクション物、官能物、漫画原作、脚本など、多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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