出版社内容情報
コスミック時代文庫
内容説明
平蔵の子を宿し、つつがなく産むことによって、平蔵と駿河台の実家の仲を取り持とうとしていた妻の篠。だが流産という不幸に見舞われた篠は、それがもとで不帰の客となってしまう。ふたたび妻を失い、兄・忠利とも訣別。医者として、また剣客としても行く末の見えない日々を送る平蔵だったが、剣士の宿命は、またしても平蔵を修羅の道へといざなった。下目黒村で若い百姓娘を拐かしから救ったのをきっかけに、直参旗本の子弟が徒党を組む朱鞘組を敵に回すことになった平蔵。襲いくる剣鬼を迎え撃つ平蔵は、迷いを断ち切っておのれの道を突き進むことができるのか!?
著者等紹介
吉岡道夫[ヨシオカミチオ]
1933年、奈良県生まれ。シナリオライターを経て、ミステリー『メビウスの魔魚』で鮮烈にデビユー。以後、ミステリー、サスペンスから歴史小説まで幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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