出版社内容情報
浅草にある岡場所で、遊女の亡骸が見つかった。何者かに殺されたのはたしかなのだが、
不思議なことに、現場の部屋の戸口は閉められ、下手人は忽然と消えてしまっていた。
しかも、同様の密室殺人が、これまでに連続しているのだという。
このなんとも奇怪な事件にかかわった若き蘭方医・沢村伊織は、
少ない手がかりから、被害者同士の奇妙な共通点を見抜く。
鍵となる謎の女の存在に行き着いた伊織であったが、その先には、さらなる深い闇が隠されていた。
そして事件解決の動きとは別に、伊織の私生活にも、
これまでにない大きな変化が生まれようとしていたのだが……。
物語の転換点ともなる、好評シリーズ・第十一弾!
内容説明
浅草にある岡場所で、遊女の亡骸が見つかった。何者かに殺されたのはたしかなのだが、不思議なことに、現場の部屋の戸口は閉められ、下手人は忽然と消えてしまっていた。しかも、同様の密室殺人が、これまでに連続しているのだという。このなんとも奇怪な事件にかかわった若き蘭方医・沢村伊織は、少ない手がかりから、被害者同士の奇妙な共通点を見抜く。鍵となる謎の女の存在に行き着いた伊織であったが、その先には、さらなる深い闇が隠されていた。そして事件解決の動きとは別に、伊織の私生活にも、これまでにない大きな変化が生まれようとしていたのだが…。物語の転換点ともなる、好評シリーズ・第十一弾!
著者等紹介
永井義男[ナガイヨシオ]
1949年生まれ、97年に『算学奇人伝』で第六回開高健賞を受賞。本格的な作家活動に入る。江戸時代の庶民の生活や文化、春画や吉原、はては剣術まで豊富な歴史知識と独自の着想で人気を博し、時代小説にかぎらず、さまざまな分野で活躍中。著書は百冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。