内容説明
三富豪の邪悪な道楽によって命を狙われた剣豪若殿・松平竜之介。危機を脱したものの、息つく暇もなく、美貌の遊女・お賢を身請けしたことで、新たな刺客と対峙することに。その手口は怪奇で残虐、容貌も、仮面の怪人や鉄鎧を着た巨漢、焔を吹く魔人など、地獄から生まれ出たような異様な者たちであった。さらに謎の浪人組や妖艶な美女らが敵として加わる中、竜之介は怪人らにある重大な彫物があることに気づく。果たしてその意味とは?また、お賢に隠された秘密とは?豪剣を振り下ろし、美女たちを哭かせながら、若殿は黒幕の真の狙いに迫ってゆく!
著者等紹介
鳴海丈[ナルミタケシ]
1955年、山形県生まれ。1985年、『聖痕者ユウ/薔薇のストレンジャー』(集英社コバルト文庫)で、作家デビュー。『修羅之介斬魔劍』から時代小説を手がけるようになり、現代アクション物、官能物、漫画原作、脚本など、多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。