内容説明
風魔一族と薩摩藩の野望を阻止した松平竜之介は、南の島から美女たちを救い出して、江戸へ戻ってきた。しかし、三人妻との乱姦の最中に、竜之介は十一代将軍家斎から、名古屋城と水戸城の宝蔵から盗み出された「拝領猿」を取り戻せ、という密命を受ける。徳川家康が御三家に下賜した「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の像には、どのような秘密が隠されているのか―。黒革の鎧の怪忍者、尾張柳生の剣客浪人、さらに娘盗賊、姫剣士、仇討ち美女も絡んで、ついに二百年前の途方もない罠が明らかになる!全国コンビニで好評発売中の漫画版「若殿はつらいよ!」全四巻(画・ケン月影/ぶんか社)も好評。完全書下ろし、待望の第八巻!!
著者等紹介
鳴海丈[ナルミタケシ]
1955年、山形県生まれ。1985年、『聖痕者ユウ/薔薇のストレンジャー』(集英社コバルト文庫)で、作家デビュー。映画化、アニメ化された伝奇アクション『修羅之介斬魔劍』から時代小説を手がけるようになり、現代アクション物、官能物、漫画原作、脚本など、多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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