内容説明
朱雀の化身・朱陽は明るく物怖じしない性格でご町内のアイドル的存在。朱陽といつも張り合ってケンカしてしまうのは青竜の化身の蒼矢。白虎の化身・白花は大人してくて恥ずかしがりやで、隙あらば寝てしまうのは玄武の化身・玄輝だ。浮通の人間なのに四獣神の子供わ預かることになってしまった羽鳥梓は毎日、神様の子育てに追われている。個性もでてきて自我が芽生え始めた子供たちにいろいろな体験をさせようとするが、行く先々でトラブル発生で―!?
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アラサーbonsの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜もち
40
子供に人のものをとってはいけないとか頭ごなしに叱るんじゃなくて『うまいもんっていうのは、一に自分のもの、二に人にあげるもん、三に人からもらったもんや。そんで、みんなで食べればもっとうまいんや』という指導の仕方は見事だな〜と思う。大人になってもそうだもんな…2018/02/24
アン
39
はぁ~、可愛くてたまらない四神子たち。今回特にお気に入り朱陽。好奇心旺盛で活発だけど、大らかで優しい部分も出てきて良い子に成長してるな~とニンマリ。相変わらず朱陽に対抗意識燃やしてる蒼矢も、それを諌める白花も、普段寝てばかりで大人しい玄輝もいざという時はデキル子で、みんな良い子に育ってます。梓も子育て頑張ってるし、翡翠や紅玉、伴羽と呉羽も良き相談相手でみんなで四神子たちを大切に育ててる様子も微笑ましくて楽しかった。2017/11/13
ううち
30
第4弾。おむすびころりん可愛すぎる。それぞれのつくるおむすびに個性が出ていて面白い。ハイキングやファミレス、恐竜展にお出掛け。子供4人を連れて歩くのは大変だ。 近頃キャラ崩壊が叫ばれている(笑)翡翠さんですが、今回は涼やかな美しいお姿が見れたので嬉しい。白花が作ったやつは完食できたのかな…?2020/01/18
よっしー
25
ピクニックにファミレスに恐竜展。人間の子ども達がするような初体験を四神達が経験するのはどことなく微笑ましくなります。梓も普段は甘く見えますが、ちゃんと怒るところは怒っていて、将来良い父親になりそうです(笑 日常から非日常まで、そして魔縁も変わらず登場。喧嘩しつつも互いに認め合いながら成長していく子ども達の菅田が癒しです。2021/05/18
nono
24
図書館本。相も変わらぬ四神の子供達の可愛らしさ。神なれど子供らしく我が儘を言い、駄々をこね、そしてごめんなさい。梓の真っ当な子育てに頭が下がります。ほのぼの展開にのほほんとしていたら、最終話にドキドキな展開。皆の絆の強さにも胸暖かくなる一冊。今回も楽しく読了。2017/03/27