内容説明
草間大作は一千石の直参旗本の嫡男。正義感から大失態を演じて、勘当された大作だが、家に戻るためにひとつの条件が提示された。それは三千両という大金を世のため人のために使い切るというもの。江戸一番の暴れ者と評判の大作の元には、事件や厄介ごとの解決依頼が次々と舞い込み、三千両は千三百十両まで減ったところだ。父親の仇討ちに挑む少年の助太刀を頼まれた大作。だが、その果たし合いの裏に大きな嘘が…。真の仇を少年に討たせるべく、大作はみずから剣をとって真実に肉薄していく!剣は凄腕!正義を重んじる快男児の活躍を描く爽快時代長編、好評の第三弾。
著者等紹介
芦川淳一[アシカワジュンイチ]
1953年、東京都生まれ。出版社勤務を経て、ジュニア小説でデビュー。ミステリーやホラー小説の執筆ののち時代小説作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
113
旗本風来坊「助太刀始末」3巻。剣戟の派手さはないが、一千石の直参旗本の嫡男、内勘当をとかれるための条件三千両を使わなければならないが、今回は三百両増えて千五百九十両に、まだまだ続きますねこのシリーズ。2016/07/15
はつばあば
36
助太刀もいいだろう、お金を遣うはずが増えたりするのもいい。許嫁が狒々爺と結婚せずに済んだのもいい。ですが・・これもここでお終い?続きは?・・無いようです( ;∀;)2022/06/05
ごへいもち
14
残金がまだあるのにこれで終わり?2024/07/17
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